自作キーボード温泉街の歩き方

自作キーボードの世界は温泉に例えられます。自作キーボードの温泉街の楽しい歩き方を紹介します。

6キーマクロパッド『KeyFuda Seven』ビルドガイド

こんにちは。自キ温泉ガイドのサリチル酸です。

 f:id:Salicylic_acid3:20181119233252p:plain

今回は私の設計した6キーマクロパッド『KeyFuda Seven』の組み立て手順書、ビルドガイドを書きたいと思います。

はじめに

キットをお買い上げ頂いた方、お買い上げありがとうございます。

拙い部分もあると思いますが一所懸命にガイドしますのでよろしくお願いします。

KeyFudaとは

KeyFudaシリーズはお手軽に組み立てできるシンプルなマクロパッドを目指して設計したシリーズです。

KeyFuda06からしばらく間を開けてしまいましたが、第7弾であるKeyFuda SevenはKeeb-On!で協業しているmoimateから依頼されたマクロパッドです。

今までのKeyFudaシリーズと違い、ハンダ付け箇所をゼロにした構成とし、ケースもセットとする構成としました。

色々構成が変わったので、命名規則もちょっと変えました。

ちなみに、KeyFuda Sevenはmoimateの商品であるCreatorPadのキーキャップを使った小型のマクロパッドを作って欲しいという依頼でしたが、どうでしょうか?

moimate.com

前置き

本ケースは3Dプリントで製造されたケースです。

3Dプリンタによる造形物はプラスチックと同じような質感を持ちますが、高温により軟化してしまう場合があります。

真夏の停車する自動車の中等に放置するとケースが歪んでしまうことが想定されますので、取り扱いには十分ご注意ください。

製品についてのお問い合わせは私のDiscordまでどうぞ。

salicylic-acid3.hatenablog.com

セットの中身を確認する

以下はKeyFuda Sevenのセット内容です。

内容物一覧

品目 数量
基板 1
ケース 1
スイッチ 6
キーキャップ 1式+
ネジ 5
ナット 5
ゴム足 4

万が一部品が足らない場合、お手数ですが以下の方法でご連絡ください。

購入先が私のKeeb-On!ショップの場合:Keeb-On!サイトのお問い合わせフォームよりお問い合わせをいただけましたらすぐに発送対応いたします。

基板

本ガイド内では『基板』と呼びます。

全ての部品がすでに実装され、ファームウェアが書き込まれています。

ケース

本ガイド内では『ケース』と呼びます。

3Dプリンタ製のケースです。

基板を収めて使用します。

スイッチ

KeyFuda SevenはKailh Choc v2スイッチの使用を前提としています。

セットの中にはKailh Choc v2 White Rain Switchを同梱していますが、他のChoc v2スイッチも使用できます。

Choc v1スイッチは使用できません。

同梱しているスイッチは以下でも購入できます。

Kailh Choc v2 White Rain Switchkeeb-on.com

キーキャップ

本ガイド内では『キーキャップ』と呼びます。

CreatorPad用のキーキャップが同梱されています。

他にもChoc v2に適合するキーキャップも使えますが、基本的にこっちを使ってくれたほうがいいかと思います。

ネジ&ナット

本ガイド内では『ネジ』および『ナット』と呼びます。

ケースに基板を固定するために使用します。

ゴム足

本ガイド内では『ゴム足』と呼びます。

よく自作キーボードキットに付属する丸いゴム足です。

キット外で必要なもの

品目 数量
PC接続用USBケーブル 1

PC接続用USBケーブル

本ガイド内では『USBケーブル』と呼びます。

O54GoS及びR49GoSとPCとをつなぐために必要です。

USB Type-Cコネクタがついているものを選択してください。

こちらも充電用ケーブルではなく、データ転送を行えるケーブルを使用してください。

オプション

品目 数量
ボトムケース 1
ストラップ 1

ボトムケース

KeyFuda Sevenはそのままだと裏側は基板が剥き出しになっているのですが、ボトムケースも設計しておきました。

何処かで販売or公開したいと思います。

ストラップ

KeyFuda Sevenはストラップを取り付けることもできるように設計しています。

ぜひ持ち出し時に使用してみてください。

必要工具

本キットの組み立てにハンダごては不要なので、ドライバーと両面テープだけ用意してください。

ベッセル(VESSEL) クッショングリップドライバー 〈細軸タイプ〉 +0×75 610

ベッセル(VESSEL) クッショングリップドライバー 〈細軸タイプ〉 +0×75 610

 

必須では有りませんが、キーキャップやキースイッチを抜くときにはプラーがあると便利です。

組み立て

いよいよ組み立てです。

まとまった時間は用意できましたか?

ゆっくりやっていきましょう。

PCに接続して確認する

まずはキーボードの状態が正常か、最小構成で確認しましょう。

USBケーブルでPCに接続し、まずはLEDが発光することを確認してください。

次にRemapというサイトにChromeブラウザで接続し、認識することを確認します。

remap-keys.app

ケースにナットを挿入する

ケースの内側にナットを挿入するスリットがありますので、ナットを横から挿入します。

ナットを挿入しただけだとポロポロ落ちてイライラしたりするので、マスキングテープなどで留めておくと簡単です。

基板を挿入してネジ止めする

USBコネクタ部を先にケースに挿入します。

基板の5箇所をネジ止めします。

キースイッチを取り付ける

スイッチを取り付けます。

※スイッチの種類によってはそのままでは取り付けられない場合がありますので、この項目の最後の注意事項を参照してください。

スイッチプレートの製造誤差により、穴がタイトになってしまい差し込むのが硬い場合がありますが、奥までキッチリ差し込みます。

このとき、スイッチの端子が曲がっていないことと、差し込むスイッチの端子と基板のソケット端子の位置と合っていることを確認してください。

スイッチの端子が曲がっていたりする場合は指でまっすぐに治してください。

まっすぐに治せなかったスイッチは使用しないでください。

注意:3ピンあるスイッチの場合

Choc v2スイッチには3ピンのものが存在します。

Choc v2のRed、Brown、Blue、Silentなどです。

この3本目のピンは特に電気的な役割を持っておらず固定用の物となっているため、取り付ける場合は切り取ってから取り付けてください。

テストする

スイッチが取り付けられたら再度PCにつなぎ、反応するかテストして下さい。

入力テストにはRemapのテストモードなどが便利です。

salicylic-acid3.hatenablog.com

キーキャップを取り付ける

自分のセンスでキーキャップを取り付けます。

奥まで刺さっていることを確認してください。

ゴム足を貼り付ける

ケース裏の四隅にゴム足を貼り付けます。

完成!

お疲れ様でした!

達成感とともに、ゆっくりと自作キーボード温泉に浸かってください。 

使用上の注意

  • USBケーブルの抜き差し時にUSBコネクタを剥がさないように、力加減に十分注意して下さい。

キーキャップがキースイッチにガッチリハマって抜けない時

キーキャップがキースイッチにハマって抜けない時は基板からスイッチごと引き抜き、キースイッチプラーでスイッチの裏側から挟んでキーキャップを引き抜くと抜きやすいです。

キースイッチプラーはこちらがオススメです。

動かない時に

以下のサイトがトラブルシューティングについて網羅していますので参考にしてください。

scrapbox.io

ランキング参加中

面白かったり、期待していただけましたらポチッとお願いします!

おわりに

ビルドガイドはいかがでしたでしょうか。

分かりやすかったでしょうか。

なるべく組み立てやすい様に設計したつもりですが、なにかわからないことが有れば遠慮なく私のDiscordまでどうぞ。

salicylic-acid3.hatenablog.com

本記事はClickBoard ErgoMini v0.1 + Bounce baseで書きました。