自作キーボード温泉街の歩き方

自作キーボードの世界は温泉に例えられます。自作キーボードの温泉街の楽しい歩き方を紹介します。

自作キーボードキット『Naked48LED』を作ったよ!

こんにちは。自キ温泉ガイドのサリチル酸です。

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唐突ですが最近本ブログの更新頻度が落ちていたのは、自作キーボード『設計』デビューしていたからです。
昨今の自作キーボードブームを更に盛り上げるべく、自分でも温泉を掘ってみたくなったのです。
今回は私が設計したキーボードのコンセプトと外観について解説したいと思います。

 

 

 

はじめに

私の自作キーボード歴は浅く、初めてキーボードを組み立ててまだ4ヶ月少々しか経ってないです。

なので私のコンセプトが正しい、とか言いたいわけではなく、私はこんなキーボード欲しかったので作ったよ、と言うスタンスの記事です。

また、記事執筆時は試作の段階なのでコンセプト、デザイン共に微妙に変わる可能性もありますのでご了承ください。

 

コンセプト(作りたかったもの)

・既存の人気キーボードと競合しない(ニッチを狙わないと見向きもされない)

・自作キーボード初心者でも簡単に作れる

・購入者にとって最終的に低コストである

・持ち運びを想定する

・私が普段使いするCorneやColosseum44などの親指酷使系40%キーボードからの移行コストが小さい

・輝ける

・USB端子は右出し左出し両方に対応できるように、中心部にPro Microを設置する

・テンキーをTRRSケーブルで拡張できる

・テンキーは一緒に持ち運べるコンパクトサイズにする

・何らかの形で自作キーボードの裾野を広げられる仕組みを取り入れる

書き出すと求めすぎな感もありますね(笑)

 

結果

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名前はキーボード本体を『Naked48LED』、キーボードカバーを『Yukata-Cover』、テンキー『Setta21』と命名しました。

全て本ブログテーマである温泉つながりで命名しました。

 

コンセプト達成状況

・競合しない

 現時点で似たコンセプトの自作キーボードキットはないですし、2台目需要もあると思います。(多分)

・簡単に作れる

○ LEDのハンダ付け以外は簡単で、表面実装ダイオードに慣れれば2時間かからないくらいで作れます。

 LEDを付けた私はテスト含めて4時間ほどで完全動作しました。

 裏表がはっきりしている(裏には裏と書いてある)上、はんだ付けをする面は片側だけになっているので反対側に実装してしまうことも少ないと思います。

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・最終的にお安い

○? キット自体の価格はまだ未定ですが、キャップとスイッチに選択肢がなく、それらも安いので全体としてはお安いはず、たぶん。

スイッチはこれらのみ対応。

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キャップはこの種類のみ対応

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このキーキャップにはテンキーのセットも含まれているので、それを流用してテンキーも作れちゃいます。

・持ち運び前提

○ サイズは256mm×70mm×16mm~22mmで、かなりコンパクトになっています。

 想像しやすい様に言うとA4用紙の短辺で三つ折りにした物よりフットプリントは小さいです。

 また、持ち運び用に蓋付きのカバーを用意しました。カバーはPCBプレートを蓋部に利用し、プレートに装着されたマグネットで畳んだ状態を保持します。小型ながら強力なマグネットなので、バッグ内で勝手に開いたりしないようになっています。

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 カバー生地は人工皮革であるアルカンターラを基本とし、スペシャル生地を随時限定ラインナップします。

・普段使うCorneやColosseum44からの移行コスト小

○ Ortholinear(直交配列)ですのでCorneとColosseum44を普段使いする私にとって小指のキーが横に並ぶ違和感は少し感じますが、キーマップは完全に互換を持っているので十分使いやすいです。

・輝ける

○ 輝けました。

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・USBを真ん中に

○ 真ん中に設置しました。真ん中に設置し、L型USBケーブルを使うことで右出し左出しに両対応出来ます。

・テンキーをTRRSで接続

○ 接続できました。

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 ちなみに普通右側にテンキー来るからTRRSコネクタも右に付けるべきでは?と思われる方もいると思いますので先に答えます。

 TRRSジャックは回転して上に避けられるのでUSBのケーブル形状に左右されづらいのです。

 というか自作ケーブル(通称:にるぽケ)を使うとジャックがデカいので、L型USBでの右出し出来なくなるのです。

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右側の赤いケーブルがにるぽケ。カッコいい。

 とはいえ、にるぽケは固く太く取り回しは良くないので、モバイルを想定した本キーボードとの相性がそもそも微妙かもしれませんので、正式版ではTRRSコネクタを右側に変更することも考えています。

・テンキーもコンパクトサイズに

○ かなりコンパクトに薄く小さくできてます。(72mm×127mm×16mm)

・裾野を広げる

○ ProMicroを隠すミッドプレートと本体底を支えるバックプレート、カバーに使うカバープレートはKICADというソフトを使って、簡単に画像からオリジナルデザインのものを作れるようにしました。

 後日オリジナルデザインプレートの作り方の記事とデータを公開します。

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 個人で頼んでもそんなに高くないのでご安心を。

 

頒布について

頒布は4種の方法にて検討中です。

・遊舎工房のレンタルボックス

・boothサイト

・天キーなどのイベント

・闇の取引(本ブログに写ってるβ版などに対しTwitterなどでオファーがあれば)

闇の取引を除けば遊舎工房のレンタルボックスでの頒布が一番最初になります。

※箱のサイズが分割型より大きいことが予想されるのであまり在庫を置けないかもしれません。。

その後在庫と相談しながらboothでの販売を行っていきます。

 

頒布開始時期は3月中旬頃を予定しています。

※ボックス内の紙は初旬と書いていて申し訳ないです。。

 

今後のシリーズ展開

LEDバックライト対応40%キーボード『Naked48LED』

BLE Micro Pro用電池回路搭載60%キーボード『Naked60BMP』

NakedシリーズとTRRSケーブルで繋げられるテンキーパッド『Setta21』

NakedシリーズとTRRSケーブルで繋げられるハンダ付け練習用マクロパッド『LockerKey7(仮)』

 

おわりに

私の設計したキーボードはいかがでしたでしょうか。

もし気に入っていただけましたら幸いです。

欲しい方は出来ればTwitterでの♥や本ブログの星を投入していただければ、発注ロット数を増やすことが出来るかもしれません。

 

次回はNaked48LEDのビルドガイドを予定しています。

 

本記事はほとんどをcolosseum44で、一部をNaked48LEDで書きました。