こんにちは。自キ温泉ガイドのサリチル酸です。
週報ブログの方では進捗報告していたりしましたが、ものすごく要望の多かったAcid Caps JPのバージョンアップが無事に終わり、再販の目処が立ちましたのでその告知記事となります。
Acid Caps JPって？
「Acid Caps」というキーキャップシリーズのきっかけと概要については以下の記事を参照してください。
salicylic-acid3.hatenablog.com
Acid Capsシリーズで一番最初に販売したのが、今回バージョンアップと再販の告知をする「Acid Caps JP」です。
Acid Caps JPはAcid Capsシリーズの中でも一番スタンダードな位置づけの日本語配列対応キーキャップです。
前回の販売時には瞬く間に売り切れてしまい、欲しかったけど買えなかったという声を散見しましたので、今回は数倍の在庫を用意しました！
仕様
材質：PBT
プロファイル：Cherryプロファイル
印字方式：昇華印刷
キーキャップの厚み：約1.5mm（実測）
対応スイッチ：CherryMXスイッチ、CherryMX互換スイッチ
キーキャップ数：135個
バージョンアップ内容
基本的なコンセプトは変わりませんが、大小様々な変更を加えました。
ここでは大きく変わった点を紹介します。
Caps LockキーをAcid Capsキーに変更
私自身Caps LockキーはControlキーとして使っていますし、TwitterのアンケートでもCaps LockキーをCaps Lock機能のキーとして使っている人はほとんど居ないという結果だったので変えちゃいました。
Acid Caps JPのCaps Lockの部分をControlキーにしたい衝動と戦っています。
— サリチル酸⌨️自キ温泉ガイド (@Salicylic_acid3) 2023年1月13日
とはいえControlキーとして使っている人は少ないかもしれないので、間を取ってここの印字をAcid Capsに変更してもいいですかね？
↓以下アンケート#AcidCaps#自作キーボード
いっその事Controlキーにしても良かったのですが、私のTwitterをフォローしている層とAcid Caps JPが欲しい層が完全一致しているとは到底思えなかったので、アンケート結果には反しちゃいますがAcid Capsキーとさせていただきました。
Acid Capsキーとすることで「Acid Caps」の「Caps」からCaps Lockの面影をわずかに残しつつ、Controlキー派の人はAcid Capsシリーズのノベルティキーだと認識してもらえないかなあと思いました。
ノベルティキー扱いとするので色も反転させてみました。
これはEnterキーはノベルティキーになりやすく、色も反転したものがベースセットに入っていたりするのですが、Enterキーの反対側であるCaps Lockキーがあまりにも地味でバランスが取れてないな、と以前から思っていたことも関係しています。
この変更によって割と格好良くまとまるかなあと期待しています。
※このキー自体を増やしてCaps LockとControlキーをそれぞれ入れることも交渉していますが、追加料金的にも今回は価格維持を優先して追加しませんでした。
モデファイアキーの印字位置を上から中央に変更
あまり意識したことがない方も多いとは思いますが、通常のキーキャップはモデファイアキーとアルファベットキーの印字位置が違うことに気づいていましたか？
普通の（GMKなどの）キーキャップは、アルファベットキーは左上、モデファイアキーは左中央に揃えられています。
しかしAcid Caps JPの前のバージョンはアルファベットキーもモデファイアキーも全て左上に揃えていました。
これは前のバージョンでは訂正やツッコミが大変だったので諦めていたところでしたが、今回のバージョンアップでは発注数も増やしたので印字位置などを全面的に見直しました。
なお、Red on Blackは私の趣味全開故に、あえてモデファイアキーも左上に揃えています。
バリエーションの追加
前々から構想していましたが、白い系のキーキャップと個人的に好きな黒ベースの赤字キーキャップが欲しかったのでバリエーションを作りました。
黒ベースに情熱的な赤を組み合わせ、力強いセリフ体で中二病個性的に仕上げた「Red on Black」。
やや青みがかかった白をベースに、水色のような明るい色の印字と細字体+小文字レジェンドの「Seihakuji」。
どちらもかなりこだわって作りました。
また、初回版に有った「Gray on Black」も色々変更しました。
初回版はOpen Cherryフォントを使っていたのですが、tの文字が非常に読み取りづらかったり、日本語配列に特有の記号がOpen Cherryフォントになかったため小さく出てしまったという問題が有りました。
印字位置だけでなく、tの可読性が向上しています。
分かりづらいかも知れませんが、全ての記号を見直しています。
新バージョンのGray on Blackはフォントを変更していますが、引き続きスタンダードな印象を維持するように工夫しています。
以上の取り組みの結果ものすごく時間はかかってしまいましたが、満足の行くものができたと思っています。
他にも色々セット内容を変更
セットに含まれるキーキャップを確認したい人は以下のKLEと画像から確認してください。
www.keyboard-layout-editor.com
※画像には何故か発注に入っていないコンベックスキーが含まれています（右下）が入っていないセットも有るので、一律で排除して発送する予定です。
このコンベックスキーたちは別の形で頒布しようと思います。
（公開後追記）
検品したところ、95%くらいのキーキャップにコンベックスキーが含まれていたので、別頒布にするとかえって手間となるために同梱して発送することにしました。
販売ページ
再販は以下の告知の通り、4月24日から各色ごとに実施します。
Acid Caps JPのバリエーションの1つ目、Seihakujiは4月24日の昼12時から販売します。
— サリチル酸⌨️自キ温泉ガイド (@Salicylic_acid3) 2023年4月22日
既にお知らせメール件数が在庫を上回ってしまったのですが、売り切れの際はすぐに再発注しますのでご安心ください。
また1日の発送量に限界があるため、4月24日から毎日昼の12時に在庫を少しずつ入れていきます。 pic.twitter.com/ggcrImUzy1
Seihakujiを2回販売し、次はGray on Blackを2回、最後にRed on Blackを2回販売する予定です。
— サリチル酸⌨️自キ温泉ガイド (@Salicylic_acid3) 2023年4月22日
注意事項
購入前に以下の注意事項を参照して下さい。
以下の事由による返品・交換は受け付けられません。
- 一度開封して色味や不足のチェックをしているため、箱には開封跡や小さな破れがある場合があります。
- 本キーキャップは昇華印刷によって印字されているため、多少のズレや色のムラなどが存在する場合があります。
印字のズレや色のムラを原因とする返品・交換には応じられませんのでご注意ください。 - 改良などにより一部のキーレイアウトが変更になる場合があります。
必ず商品写真やKeyboard Layout Editorでキーレイアウトを確認し、使用するキーボードへの対応をご自分で確認して下さい。
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おわりに
すごく問い合わせを受けていたAcid Caps JPなので、再販できそうなことにホッとしています。
今回は結構在庫を発注しましたので部屋が爆発していますが、今後も継続して販売したいなあと思っています。
本記事に対して問い合わせや要望があれば遠慮なく私のDiscordまでどうぞ。
salicylic-acid3.hatenablog.com
この記事はNaked64SFv3 Proto3 with Acid Caps JP「Red on Black」で書きました。
