自作キーボード温泉街の歩き方

自作キーボードの世界は温泉に例えられます。自作キーボードの温泉街の楽しい歩き方を紹介します。

自作キーボードキット『7sKB(Choc版)』ビルドガイド

こんにちは。自キ温泉ガイドのサリチル酸です。

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今回は私の設計した自作キーボードキット『7sKB(Choc版)』の組み立て手順書、ビルドガイドを書きたいと思います。

2019/12/19 ネジ個数の間違いを訂正

2019/12/19 Rev1.1の情報を追加

2020/01/12 無刻印キーキャップの数を訂正

2020/01/28 BMPの環境構築と裏表の注意書きを追加

はじめに

キットをお買い上げ頂いた方、お買い上げありがとうございます。

拙い部分もあると思いますが一所懸命にガイドしますのでよろしくお願いします。

前置き

本キットは他のNakedシリーズとは全く別のコンセプトに基づいて設計されたキーボードです。

難易度はすでに発売しているNakedシリーズより上となっておりますので、より慎重にガイドをちゃんと読んで取り組んでください。

私も丁寧な説明を心掛けますが、皆様も分からないところがあったら「やってから考える」のではなく、「先に」私まで問い合わせて、疑問を解消させてから取り組んでください。

問い合わせはTwitterのDMか、本ブログのコメント欄にメールアドレスを記載していただければ回答します。

※コメント欄に書きこんだメールアドレスは公表されません。

Twitterの方が反応は早いです。

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注意事項

本キットは自分でハンダ付けをして、自分で組み立てるキットです。

私が組み立ての代行を引き受けることはありませんのでご了承ください。

キットの中身を確認する

内容物一覧

※本キット内容はセカンドロットのものです。

品目 数量
実装プレート 1
トッププレート 1
アッパーミドルプレート 1
バックプレート 1
アンダーミドルプレート 2
インジケータアクリルカバー 1
ダイオード 63+
LED(SK6812MINI)(Rev1.0) 3
LED(YS-SK6812MINI)(Rev1.1) 2
スタビライザー(2U) 3
TRRSコネクタ 2
タクトスイッチ 2
スペーサー(4mm) 9
ナット

9(Rev1.0)

10(Rev1.1)

ネジ(8mm)

14(Rev1.0)

15(Rev1.1)

ネジ(3mm) 13
ゴム足 8

実装プレート

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本ガイド内では『実装プレート』と呼びます。

組み立ての大部分は実装プレートへの部品のハンダ付けです。

トッププレート

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本ガイド内では『トッププレート』と呼びます。

トッププレートの穴にスイッチをはめ込んで実装プレートに合わせます。

アッパーミドルプレート

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本ガイド内では『アッパーミドルプレート』と呼びます。

トッププレートと実装プレートの間に入れるプレートです。

バックプレート

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本ガイド内では『バックプレート』と呼びます。

このプレートがキーボードの底面になります。

アンダーミドルプレート

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本ガイド内では『アンダーミドルプレート』と呼びます。

ボトムプレートと実装プレートの間に入れるプレートです。

インジケータアクリルカバー

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本ガイド内では『インジケータアクリルカバー』と呼びます。

この六角形の白いアクリルをインジケータの上に乗せます。

ダイオード

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本ガイド内では『ダイオード』と呼びます。

キーの同時押しをサポートするために必要なパーツです。

63個+α個入っていますので確認してください。

LED(オプション)

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本ガイド内では『LED』と呼びます。

半田付け難易度は高いですが実装数は1個と少ないですし、インジケータとして実用的でも有るので是非チャレンジして輝かせてください。

スタビライザー(2U)

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本ガイド内では『スタビライザー』と呼びます。

スペースキーやシフトキーなどの長いキーをまっすぐ押せるように安定させる効果があります。

3セット入っていますので確認してください。

TRRSコネクタ

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本ガイド内では『TRRSコネクタ』と呼びます。

7sKBの左右を接続するケーブルのために必要です。

2個入っていますので確認してください。

タクトスイッチ

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本ガイド内では『タクトスイッチ』と呼びます。

7sKBの頭脳部分、ProMicroのファームウェアを書き込む際に必要です。

2個入っていますので確認してください。

スペーサー

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本ガイド内では『スペーサー』と呼びます。

プレート各種をネジ止めするのに必要です。

スペーサーは4mmが9個入っていますので確認してください。

ネジ

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スペーサーとともにプレート各種をネジ止めするのに必要です。

3mmのネジが13個、8mmのネジが14個以上入っていますので確認してください。

ゴム足

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シートについたゴム足が8個入っていますので確認してください。

電池部品セット一覧(オプション)

品目 数量
ショットキーダイオード 2
コンデンサ 1
スライドスイッチ 1
コイン電池ケース 2
2mm高2pinコンスル 1

ショットキーダイオード

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本ガイド内では『SBダイオード』と呼びます。

ボタン電池の上下指し間違えを防ぎます。

キースイッチ用のダイオードとは違いますので保管する場合は別にして保管してください。

コンデンサ

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本ガイド内では『コンデンサ』と呼びます。

ボタン電池の電圧を安定させ、寿命を伸ばします。

スライドスイッチ

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本ガイド内では『スライドスイッチ』と呼びます。

電池のオンオフを行うスイッチです。

コイン電池(CR1632)ケース

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本ガイド内では『電池ケース』と呼びます。

コイン電池(CR1632)を収めるケースです。

 2mm高2pinコンスル

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電池基板が実装されているボトムプレートと実装プレートを接続するコンスルーです。

曲がりやすいので、気をつけてお取り扱いください。

キット外で必要なもの

一覧

品目 数量
キースイッチ 63
キーキャップ 63
Pro Micro もしくは BLE Micro Pro もしくはLPME-IO 2

MicroUSBケーブル

1
3.5mmステレオミニケーブル もしくは TRRSケーブル 1

キースイッチ 

本ガイド内では『キースイッチ』と呼びます。

7sKB(Choc版)はKailh Chocスイッチに対応しています。

MXスイッチを使用する場合、7sKB(MX版)を購入してください。

63個必要です。

yushakobo.jp

キーキャップ

本ガイド内では『キーキャップ』と呼びます。

7sKB(Choc版)はKailh Choc用のキーキャップのみを使用できます。

無刻印を使用する場合、以下のキーキャップを用意してください。

1u  52

1.5u 8個

2u  3個

刻印キーキャップを利用する場合もスペースバーに該当する部分に無刻印を利用するとよりかっこいいと思います。(主観)

1u  1個

1.5u 2個

2u  1個

yushakobo.jp

yushakobo.jp

yushakobo.jp

Pro Micro or BLE Micro Pro or LPME-IO

本ガイド内では『Pro Micro』または『BMP』または『LPME』と呼びます。

キーボードの頭脳となるマイコンです。

Pro Microは色々種類は有りますが、遊舎工房実店舗か遊舎工房通販サイトの物を使用してくだされば確実です。

※通販サイトの場合ファーム書き込みなしを選択してください。

BMPとLPMEは無線接続を行う場合に必要です。

また、BMPとLPMEはコンスルーが同梱されておりませんので、別途用意してください。

LPMEはBMPとTRRSケーブルで接続し、部分無線を実現する場合に使用します。

また、本キットには電池基板用の部品が同梱されていません。

BMPを2つ使用した完全無線化には電池部品セットを2つ、BMPとLPMEを使用した部分無線には電池部品セットを1つ購入してください。

yushakobo.jp

booth.pm

nogikes.booth.pm

yushakobo.jp

Micro USBケーブル

本ガイド内では『USBケーブル』と呼びます。

7sKBとPCとをつなぐために必要です。

Tomoshare L字型90°マグネット式2.1A急速充電データ転送ケーブル 断線防止 磁石 防塵ナイロンメッシュ編 高耐久ケーブル100cm ブラック 20170117W1 (Mirco Type-c Lighting 3in1set)

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3.5mmステレオミニケーブル

本ガイド内では『ステレオミニケーブル』と呼びます。

3.5mmステレオミニケーブルのオス⇔オスを用意してください。

ステレオミニプラグ オーディオケーブル、RAYWILL 高音質再生 オス/オス無指向性 標準3.5mm AUX接続 (0.5m)

ステレオミニプラグ オーディオケーブル、RAYWILL 高音質再生 オス/オス無指向性 標準3.5mm AUX接続 (0.5m)

TRRSケーブル(オプション)

本ガイド内では『TRRSケーブル』と呼びます。

BMPとLPMEとを接続する際に使用します。

この場合、前述の3.5mmステレオミニケーブルは使用しないでください。

iNTE-Sound Accessories 【30から80cm】4極 両端L字 金メッキ 3.5mm AUXオーディオケーブル コイル状 オスオス スプリングケーブル iNTE-SA1118

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必要工具

工具それぞれの説明はこちらの記事に書かれていますので、併せて参照してください。

salicylic-acid3.hatenablog.com

不安な人、LEDを実装する人は以下の物を全て揃えてくださると、安い物を使うより各段に実装が楽になります。

※このページで得られたアフィリエイト収益は、全て私の自作キーボードキットの価格維持に使います。

ハンダこて

白光 ダイヤル式温度制御はんだこて FX600

白光 ダイヤル式温度制御はんだこて FX600

 

ハンダこて台

白光(HAKKO) こて台 633-01

白光(HAKKO) こて台 633-01

こて先

白光 こて先 2C型 T18-C2

白光 こて先 2C型 T18-C2

ハンダ

goot 精密プリント基板用はんだ SD-62

goot 精密プリント基板用はんだ SD-62

ハンダ吸い取り線

 goot はんだ吸取り線 CP-3015

goot はんだ吸取り線 CP-3015

ドライバー(m2ネジ対応のもの)

 TREKOO 110in1精密ドライバーセット 98種ビット 多機能ツール スクリュードライバーセット U型 Y型 分解ヘラ プラス マイナス 修理工具 DIY パソコン iPhone 時計

TREKOO 110in1精密ドライバーセット 98種ビット 多機能ツール スクリュードライバーセット U型 Y型 分解ヘラ プラス マイナス 修理工具 DIY パソコン iPhone 時計

ニッパー

エンジニア マイクロニッパー NS-04

エンジニア マイクロニッパー NS-04

ヤスリ(あったほうがいい)

NO.1 Direct ダイヤモンド ヤスリ セット 10個入り サンドペーパー6枚付き (140MM)

NO.1 Direct ダイヤモンド ヤスリ セット 10個入り サンドペーパー6枚付き (140MM)

作業マット

プラス カッターマット 両面 A4 230×320mm グリーン 48-573

プラス カッターマット 両面 A4 230×320mm グリーン 48-573

フラックス(あったほうがいい)

ホーザン(HOZAN) フラックス  鉛フリーハンダ対応 便利なハケ付きキャップ付  容量30mL H-722

ホーザン(HOZAN) フラックス 鉛フリーハンダ対応 便利なハケ付きキャップ付 容量30mL H-722

マスキングテープ(テープであればいい)

エーモン 目盛り付きマスキングテープ 幅20mm×長さ約15m 1693

エーモン 目盛り付きマスキングテープ 幅20mm×長さ約15m 1693

逆作用ピンセット(あったほうがいい)

ホーザン(HOZAN) 逆作用ピンセット ツイーザー サードハンド 全長165mm 先端幅2mm 最大開幅約20mm P-89

ホーザン(HOZAN) 逆作用ピンセット ツイーザー サードハンド 全長165mm 先端幅2mm 最大開幅約20mm P-89

虫眼鏡(あったほうがいい)

KRAVAS 拡大鏡 LEDライト付き 手持ちルーペ 大きく 見やすい 軽い 直径140mmで読み物に便利なサイズ

KRAVAS 拡大鏡 LEDライト付き 手持ちルーペ 大きく 見やすい 軽い 直径140mmで読み物に便利なサイズ

ライト(あったほうがいい)

Ledlenser(レッドレンザー) LED懐中電灯 P7R 強力ライト/定番サイズ 【明るさ約1000ルーメン】 【最長7年保証】 充電式 [日本正規品] 9408-R

Ledlenser(レッドレンザー) LED懐中電灯 P7R 強力ライト/定番サイズ 【明るさ約1000ルーメン】 【最長7年保証】 充電式 [日本正規品] 9408-R

テスター(あったほうがいい)

AstroAI テスター デジタルマルチメーター 電気 電圧 電流 抵抗 ダイオード 測定 導通 テスター 小型 LCDバックライト 自動車 日本語説明書 一年保証期間付き

AstroAI テスター デジタルマルチメーター 電気 電圧 電流 抵抗 ダイオード 測定 導通 テスター 小型 LCDバックライト 自動車 日本語説明書 一年保証期間付き

エポキシ樹脂(あったほうがいい)

セメダイン 5分硬化型エポキシ系接着剤 ハイスーパー5 15gセット箱 CA-184

セメダイン 5分硬化型エポキシ系接着剤 ハイスーパー5 15gセット箱 CA-184

 

組み立て

いよいよ組み立てです。

まとまった時間は用意できましたか?

本キットには取り付け順序があります。

工程によって、取り付けられなくなるパーツがありますので、十分注意してください。

(オプション)Pro Micro、BMPの補強

エポキシ樹脂を使ってPro Micro、またはBMPの補強をします。

乾燥に多少時間がかかるので最初にやってしまいましょう。

エポキシ樹脂の乾燥時間や使い方はエポキシ樹脂の説明を読んでください。

樹脂はUSBジャックの中に入らないように周囲を盛っていきます。

多めに盛りすぎてUSB端子が入る穴に流れ込まないよう注意してください。

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エポキシ樹脂を爪楊枝で練って、端子の接合部分に載せていくだけ

Pro Microの書き込み環境の構築

以下のページを参照してファームウェアの書き込みを実施してください。

BMPの書き込み環境構築は下の項目を参照してください。

salicylic-acid3.hatenablog.com

キーマップなどを自作するための環境構築記事は現在執筆中です。

とはいえ以下の記事が凄くわかりやすく参考になるので、今更私が書く必要はないかも知れません。。

qiita.com

7sKBのファームウェアはQMK本家にマージされましたので、そちらから取得してください。

github.com

7sKB用のデフォルトで用意したのは以下の2マップです。

マップ名 説明
default USキーボードの標準的な配列(HHKBっぽい配列)を目指しました。
salicylic JISキーボードで、私の使いやすい配列です。私はCorneやColosseumでもこのマップを使用しています。

BMPの書き込み環境の構築

※LEDのテストには使用しづらいので、後回しにしても大丈夫です。

以下のページを参照してファームウェアの書き込みを実施してください。

github.com

7sKBのBMPファームウェアBMPの公式リポジトリにマージされましたのでそちらを利用してください。

コンフィグファイル、キーマップファイルは公式リポジトリのものを利用してください。

github.com

LPMEの環境構築

必要ありません。

上記環境構築後、BMPの方に7skb_rev1_lpme_left_config.jsonを書き込んでください。

PCBの左右を切り離す

各種プレートの左右を切り離します。

※実装プレートは左右を切り離さない場合、一体型として使用できます。

その際TRRSケーブルは必要ありません。

実装プレートは以下赤点線で切り離します。特に下端の親指部分は注意してください。

ボトムプレートは右側の親指部を切り取ります。

バリをヤスリがけする

ニッパーで切り取った部分をヤスリがけします。

100均のヤスリでも十分ですが、いいヤスリは作業性を著しく上げますので、この際に買ってもいいかもしれません。

NO.1 Direct ダイヤモンド ヤスリ セット 10個入り サンドペーパー6枚付き (140MM)

NO.1 Direct ダイヤモンド ヤスリ セット 10個入り サンドペーパー6枚付き (140MM)

PCBの断面をサインペンで塗る

PCBの断面をぐるっとサインペンで黒く塗ります。

この一手間が出来上がりの質感を上げますので是非やってください。

(オプション)LED(SK6812MINI)の取り付け

Rev1.0 の場合

LEDは最初に取り付けるのが最も簡単です。4つ銀色になっているパッドの左上に、LED裏面の一番大きいパッドを合わせて穴にそっとはめ込みます。

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斜めになったりしたら一旦取り外してもう一度はめます。

斜めに穴に落ちたまま取り付け始めると失敗します。

上手く水平にならない場合、『ハンダを吸い取った』ハンダ吸い取り線を穴の大きさに切って下に2枚くらい敷いておくとやりやすいです。

※未使用のハンダ吸い取り線を短くカットするとほどけてしまいます。

フラックスをさっと塗ってからはんだ付けします。

ハンダこての温度は220度~270度で行ってください。

基板側をハンダこてて一秒程度温め、はんだを流し込んでサッとチップ側にブリッジさせます。

 うまくはんだが乗らず、パッドが弾いてくっつかないという人は暖め方が足りません。

怖がらず暖めてください。

以下の記事も参考になりますので読んでみてください。

www.sho-k.co.uk

(オプション)LED(YS-SK6812MINI-E)の取り付け

rev1.1の場合

LEDは一番最初に実装するのが簡単なので最初に実装しましょう。

このYS-SK6812MINI-EというチップLEDの4つの足は一つだけ斜めに切り欠きがあり、それがGNDです。

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切り欠きをGNDに合わせてLED発光部分が裏面に来るように穴に嵌め込みます。
穴は結構ぴったりめに作ってありますので嵌めづらいかもしれませんが、足がパッドにちゃんと付くように嵌めます。

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LEDの足をはんだ付けします。

従来のLED(SK6812MINI)に比べて熱に耐性がありますが、270℃~320℃で一本ずつゆっくりはんだ付けします。

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(オプション)LEDのテスト

LEDを取り付ける場合、この段階なら直しやすいので先にLEDのテストをします。

ProMicroにピンヘッダを取り付ける、ファームウェアを書き込むを先に実施してください。

ファームウェアの書き込みでタクトスイッチを押す部分が有りますが、RSTとGND(下写真の赤丸部分)をピンセットで一瞬触れることで代替できます。

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BMPの場合、この段階でのLEDテストは難しいので、出来ればPro Microでテストしてください。

 またBMPの場合、裏表を間違えると一発で使用不可能になるのでくれぐれも注意してください。

 裏面側(LED Tapeと書かれている方)に取り付けた時、チップなどの部品類が見えるように取り付けます。

LEDを導通するハンダは衝撃や捻りに弱いので、後の行程で不要な力が掛からないように注意してください。

ダイオードを並べる

ダイオードは向きがあります。

肉眼では見づらいかもしれませんが、表面に印刷があります。

線が書いてある方を実装プレートの裏の矢印の先に合わせてつけます。

ダイオードの線が見辛いときはライトで照らすか虫眼鏡で確認してください。

逆向きに取り付けるとそのキーは反応しません。

利き手の逆の手でピンセットを扱うので、右利きの方は左側に並べるとやりやすいです。

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雑だけど向きが揃っていればヨシ
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10個ごとにマスキングテープに写し取ると楽です。

予備はんだを行う

ダイオードを取り付けるところにあらかじめはんだを盛っておきます。(予備はんだといいます)

ハンダこての温度は320℃に設定してください。

量は下の写真くらいで大丈夫です。

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※写真はNaked48LEDのものです。

ハンダの量が多すぎたり、ハンダが尖ってしまったら(ツノがたったといいます)吸い取り線で一回吸い取ってからもう一度盛ります。

吸い取り線は新しい銅色の部分を吸い取りたい部分に当て、上からハンダこてを当てて吸い取ります。

吸い取り線の吸い取って銀色になった部分はもう使えませんので、ニッパーで切り取ってしまいます。

また、何度やっても尖ってしまう場合、長く温めすぎてフラックスが飛んでしまった可能性があります。

一度つけるパッドにフラックスを一塗りしてからやってみてください。

ダイオードの片足をつける

もう一度向きが合っているかを確認します。

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逆作用ピンセットでダイオードをつまみ、予備はんだの上に置きながら予備はんだをハンダこてで溶かす事ではんだ付けします。

 

ハンダこてを放してから一秒置いてピンセットを放します。

これを全部のダイオードに行います。

ダイオードのはんだ付けを確認する

横から見て、ダイオードが浮いていないか確認します。f:id:Salicylic_acid3:20190315030833j:image

一見はんだが付いていても浮いていると、割とすぐに剥がれてしまいます。

浮いている場合、フラックスを塗ってから浮いている側のはんだを暖め直し、ピンセットで位置を調整してください。

ダイオードのもう片足をつける

すべて片足だけ付け終わったら、今度は反対側です。

ハンダこてで一秒暖めてからはんだを送ります。

これを全部のキーに行います。

アンダーミドルプレートをあわせて浮きを確認する

アンダーミドルプレートはピッタリ隙間なく合いますので、少しでも浮いていたら確認します。

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写真のところのようなスルーホール用のダイオード穴に入ってしまうと浮いてしまうことがあります。

もし横から見て山になっているようであれば、吸い取り線で取り除いてみてください。

(オプション)LPME接続用ジャンパをジャンパする

Rev1.0 の場合

TRRSの付近にあるI2C(SDA)、I2C(SCL)と書いてある部分をジャンパします。

※(詳しい方向け)通常のI2Cに必要な抵抗は不要です。抵抗をつけるとむしろ誤動作の原因になります。

なお、本ジャンパをした後に通常のProMicroを利用することは可能です。

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 Rev1.1 の場合

本工程は不要です。

タクトスイッチとTRRSコネクタ、スライドスイッチをマスキングテープで仮止めする

表面にタクトスイッチとTRRSコネクタ(オプション)、スライドスイッチ(オプション)を差し込み、マスキングテープで押さえます。

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※浮きやすいので、ちゃんと押さえられているかもう一度確認してください。

タクトスイッチとスライドスイッチの足をニッパーで切る

タクトスイッチとスライドスイッチ(オプション)の足は少しだけ長いので、予めニッパーで切っておきます。

そんなにギリギリで切らなくてもいいです。

タクトスイッチとTRRSコネクタ、スライドスイッチをハンダ付けする

裏面からそれぞれの足にハンダを付けていきます。

足にハンダこてを当ててからハンダを送ります。

もっこりするほど送らなくてもいいです。

スタビライザーを組み立てる

スタビライザーを組み立てます。

下の写真の向きに取り付けます。

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ワイヤーを通します。

バラバラになりやすいので、下の写真のように置いておきます。

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スタビライザーを取り付ける

置いておいたスタビライザーの上からトッププレートを置いて押し込みます。

プレートの表裏に注意してください。

トッププレートにスイッチをはめてはんだ付けをする

※この工程を進めると前の工程に戻りづらくなります。前の工程に漏れが無いかもう一度確認してください。

トッププレートにスイッチをはめアッパーミドルプレートを挟んで実装プレートにスイッチをはんだ付けしていきます。

※はんだ付けしなくても導通することはしますが、持ち運び等を考慮するとはんだ付けをおすすめします。

ProMicroを取り付ける部分にハンダが乗らないようにマスキングテープでカバーしておくと確実です。

ProMicroにコンスルーをハンダ付けする

BMP及びLPMEはハンダ付け不要です。次の項目を参照してください。

ProMicroをMicroUSB端子が上(スイッチの反対側)を向くように取り付けます。

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MicroUSBの端子側にコンスルーを差し込みます。

ただし、コンスルーには向きがあります。

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写真の赤丸の金色の部分が片方の面から両方見える様に、また金色の部分がProMicro側に寄っている様に取り付けます。

分かりづらかったら以下のドキュメントも合わせて確認してください。

github.com

コンスルーとPro Microとのハンダ付けはPro MicroのUSB端子が付いていない方をハンダ付けします。 

320℃に設定してコンスルーを1秒程度温めてからハンダを送ります。

24のピン全てをハンダ付けします。

 ※動画とはProMicroの向きが異なりますので注意!

BMPを使用する場合)実装プレートにコンスルーを差し込む

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上の写真のように「Bat+」にかかるように差し込みます。

 

(LPMEを使用する場合)実装プレートにコンスルーを差し込む

 通常のProMicroと同じくBat+、Bat-を避けてコンスルーを差し込みます。

ProMicro、BLE Micro Pro、LPMEを実装プレートへ差し込む

アンダーミドルプレートを置いてからUSB端子が外側に向くようにProMicro、またはBLE Micro Proを取り付けます。

ProMicroの場合、一番上のBat+、Bat-を避けて差し込んでください。

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LPMEは下図のように外側に対し、『LPME-IO』の文字の上に向くように取り付けます。

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左右をステレオミニケーブルもしくはTRRSケーブルで接続する

必ず左右間を接続してからUSBを差し込んでください。

※USBを差し込んでから左右を接続しようとするとショートが発生し、故障の原因となりますので絶対にしないでください。

テストする

PCに繋ぎ、適当なテキストエディタで全てのキーが反応することを確認します。

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電池部品セット組み立て

バックプレートに電池部品セットを取り付ける

バックプレートの模様が無い側にSBダイオードコンデンサを取り付けます。

SBダイオードコンデンサは他のダイオードと同じように予備ハンダをしてはんだ付けします。

※SBダイオードは通常のダイオードとは異なりますので、混ぜたり流用したりしないようにしてください。

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Cと書かれた部分にコンデンサをはんだ付けします。

電池ケースとマスキングテープで抑えて裏からはんだ付けします。

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スライドスイッチもマスキングテープで抑えて、裏からはんだ付けします。

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裏返して、スライドスイッチの脚をギリギリで切ってはんだ付けします。

(Choc版rev1のみ)右側のアンダーミドルプレートの干渉する部分を切り落とす

Choc版の右側部分のみ、アンダーミドルプレートと電池ケースの脚の一部分が干渉しますのでニッパーなどで切り落としてください。

表面に見えない部分なので、ざっくり切っても大丈夫です。

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2Pinコンスルーを実装プレートに取り付ける

BMPを用いた無線を利用する場合、電池部品セットの2pinコンスルーを実装してください。

ピンを曲げないようにゆっくり差し込んでください。

ボトムプレートに対応する穴にあわせ、ピンをゆっくり確実に差し込んでください。

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ボトムプレートに対応する穴にあわせ、ピンをゆっくり確実に差し込んでください。

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ボトムプレートにスペーサーをネジ止めする

ボトムプレートに4mmのスペーサーを底面側(模様がある方)に取り付けます。

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ボトムプレートを取り付ける

トッププレートから8mmのネジを通し、ボトムプレートの下半分をナットで止めます。

上のネジ穴にはナットではなく、4mmのスペーサーをねじ止めします。

ボトムプレートの蓋をネジ止めします。

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ゴム足を貼り付ける

バックプレートの好きな位置にゴム足を貼り付けます。

私のおすすめは下の写真の位置です。

タツキがある場合は微調整します。

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インジケータアクリルカバーを取り付ける

そこそこぴったりハマるので、そのままでも落ちたりはしませんが、頻繁に持ち運ぶ方は底面に両面テープを貼り付けておくと確実です。

キーキャップを取り付ける

自分の求めるキーマップに応じた配置でキーキャップを取り付けます。

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完成!

お疲れ様でした!

達成感とともに、ゆっくりと自作キーボード温泉に浸かってください。 

動かない時に

以下のサイトがトラブルシューティングについて網羅していますので参考にしてください。

scrapbox.io

おわりに

ビルドガイドはいかがでしたでしょうか。

分かりやすかったでしょうか。

なるべく組み立てやすい様に設計したつもりですが、なにかわからないことが有れば遠慮なくコメント欄か私のTwitterへどうぞ。

 

本記事はNaked64SFで書きました。