自作キーボード温泉街の歩き方

自作キーボードの世界は温泉に例えられます。自作キーボードの温泉街の楽しい歩き方を紹介します。

自作キーボードキット『7sPlus』ビルドガイド

こんにちは。自キ温泉ガイドのサリチル酸です。

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今回は私の設計した自作キーボードキット『7sPlus』の組み立て手順書、ビルドガイドを書きたいと思います。

2023/01/26 遊舎工房様取り扱いセットに記載を変更

はじめに

キットをお買い上げ頂いた方、お買い上げありがとうございます。

拙い部分もあると思いますが一所懸命にガイドしますのでよろしくお願いします。

前置き

本キットは英語配列をベースとした75%分割キーボード(テンキーレスキーボードのコンパクト版)です。

本キットは7sPro及びJISplit89とは違い、コスト低減を目的としてすべてのパーツをはんだ付けするキットとなっておりますので注意が必要です。

本キットを組み立てる前にビルドガイドを熟読してください。

皆様も分からないところがあったら「やってから考える」のではなく、「先に」私まで問い合わせて、疑問を解消させてから取り組んでください。

キットの部品の不足については遊舎工房のお問い合わせページに、製品の仕様についてのお問い合わせは私のDiscordまでどうぞ。

salicylic-acid3.hatenablog.com

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注意事項

本キットは自分で自分で組み立てるキットです。

私が組み立ての代行を引き受けることはありませんのでご了承ください。

キットの中身を確認する

内容物一覧

品目 数量
基板 1
スイッチプレート 2
ボトムプレート 2
ProMicro 2
コンスルーピン 4
スペーサー(7mm) 15
スペーサー(4mm) 4
スペーサー(4mm)(オスメス) 5
ネジ(3mm) 38
ゴム足 8
TRRSジャック 2
タクトスイッチ 2
スタビライザー(2U) 5

万が一部品が足らない場合、お手数ですが以下の方法でご連絡ください。

キットの部品の不足については遊舎工房のお問い合わせページにてご連絡ください。

基板

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本ガイド内では『基板』と呼びます。

組み立ての半分は基板への部品のハンダ付けです。

スイッチプレート

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本ガイド内では『スイッチプレート』と呼びます。

スイッチプレートの穴にスイッチをはめ込んで基板に合わせます。

ボトムプレート

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本ガイド内では『ボトムプレート』と呼びます。

このプレートがキーボードの底面になります。

ProMicro

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本ガイド内では『ProMicro』と呼びます。

銀色の袋に入ったマイコンボードです。

コンスルーピン

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本ガイド内では『コンスルー』と呼びます。

金色の魚の骨のような部品です。

スペーサー

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本ガイド内では『スペーサー』と呼びます。

プレート各種をネジ止めするのに必要です。

スペーサーは4mmが4個、4mm(オスメス)が5個、7mmが15個入っていますので確認してください。

ネジ

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スペーサーとともにプレート各種をネジ止めするのに必要です。

3mmのネジが36個以上入っていますので確認してください。

ゴム足

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シートについたゴム足が8個入っていますので確認してください。

TRRSジャック

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本ガイド内では『TRRSジャック』と呼びます。

7sPlusの左右を接続するケーブルのために必要です。

2個入っていますので確認してください。

タクトスイッチ

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本ガイド内では『タクトスイッチ』と呼びます。

7sPlusの頭脳部分、ProMicroのファームウェアを書き込む際に必要です。

2個入っていますので確認してください。

スタビライザー(2U)

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※写真のスクリューインタイプ(ネジ固定式)とは異なり、スナップオンタイプ(クリップ固定式)の場合がありますが、機能に差はありません。

 スナップオンタイプにはネジが付属していません。

本ガイド内では『スタビライザー』と呼びます。

スペースキーやシフトキーなどの長いキーをグラつかせずまっすぐ押せるように安定させる効果があります。

5個入っていますので確認してください。

キット外で必要なもの

一覧

品目 数量
キースイッチ 85
キーキャップ 85
MicroUSBケーブル 1
3.5mmステレオミニケーブル もしくは TRRSケーブル 1
LEDテープ(WS2812B)(オプション) 2

キースイッチ 

本ガイド内では『キースイッチ』と呼びます。

7sPlusはCherryMX互換スイッチに対応しています。

85個必要です。

yushakobo.jp

キーキャップ

本ガイド内では『キーキャップ』と呼びます。

7sPlusはCherryMX用のキーキャップのみを使用できますが、一般的な104キーのキーキャップセットだけではキレイに埋まりません。

1.75uというCapsLockキーと同じ長さのShiftキーが必要です。

1.75uは104キーより多いキーキャップセットであれば殆ど含まれていますが、念の為確認するようにしてください。

USBケーブル

本ガイド内では『USBケーブル』と呼びます。

7sPlusとPCとをつなぐために必要です。

マグネット 充電ケーブル SUNTAIHO 3in1 Mini-USBケーブル【1.2Mx1本セット】QC3.0急速充電とデータ伝送 磁石 磁気 防塵 着脱式 OS用ライト マイクロUSB Type-C コネクタ タイプ-c Micro USB Cable LEDインジケーター付き - SYCX001 (1.2mケーブル&3個マグネット)

マグネット 充電ケーブル SUNTAIHO 3in1 Mini-USBケーブル【1.2Mx1本セット】QC3.0急速充電とデータ伝送 磁石 磁気 防塵 着脱式 OS用ライト マイクロUSB Type-C コネクタ タイプ-c Micro USB Cable LEDインジケーター付き - SYCX001 (1.2mケーブル&3個マグネット)

3.5mmステレオミニケーブル(オプション)

本ガイド内では『ステレオミニケーブル』と呼びます。

7sPlusの左右を接続するために使用します。

エレコム ステレオミニプラグ オーディオケーブル 極細スリムコネクタ 金メッキ ホワイト 0.5m DH-MMIP05WH

エレコム ステレオミニプラグ オーディオケーブル 極細スリムコネクタ 金メッキ ホワイト 0.5m DH-MMIP05WH

注意

この3.5mmステレオミニケーブルは7sPlusとPCをUSBケーブル接続中に抜き差ししては行けません。

最悪マイコンが壊れてしまいます。

TRRSケーブル(オプション)

本ガイド内では『TRRSケーブル』と呼びます。

BMPとLPMEとを接続する際に使用します。

BMPとLPMEを使用する場合、必ずTRRSケーブルを利用することとし、前述の3.5mmステレオミニケーブルは使用しないでください。

iNTE-Sound Accessories 【30から80cm】4極 両端L字 金メッキ 3.5mm AUXオーディオケーブル コイル状 オスオス スプリングケーブル iNTE-SA1118

iNTE-Sound Accessories 【30から80cm】4極 両端L字 金メッキ 3.5mm AUXオーディオケーブル コイル状 オスオス スプリングケーブル iNTE-SA1118

注意

このTRRSケーブルは7sPlusとPCをUSBケーブル接続中に抜き差ししては行けません。

最悪マイコンが壊れてしまいます。

LEDテープ(WS2812B)(オプション)

本ガイド内では『LEDテープ』と呼びます。

基板の裏からより光らせるために使用します。

※LEDテープを利用してもあまり光りません。。そのうちアクリルボトムプレートを用意するので、その時に実装してもいいと思います。

yushakobo.jp

無線対応する場合に追加で必要なもの

7sPlusにはオプションパーツを搭載することでBluetoothによる無線接続が可能です。

無線対応には大きく分けて4種のパーツが必要です。

BLE Micro Pro

本ガイド内では『BMP』と呼びます。

ProMicroの無線対応版、のようなものです。

無線化を行う場合、BMPを2つ購入してください。

yushakobo.jp

※LPME-IOによる部分無線化は対応しておりません。

コンスル

BMPコンスルーが同梱されておりませんので、別途4本用意してください。 

※12ピンのピンヘッダで代用することもできますが、ハンダ付けが必要です。

コンスルーshop.yushakobo.jp

ピンヘッダー・ピンソケットshop.yushakobo.jp

背の低いコンスルー 12ピンwww.switch-science.com

電池部品セット一覧(オプション)

品目 数量
ショットキーダイオード 4
コンデンサ 2
スライドスイッチ 2
コイン電池ケース 4
2mm高2pinコンスル 2

電池部品セットは遊舎工房様での取扱はございません。

以下のBoothショップからご購入ください。

salicylic-acid3.booth.pm

ショットキーダイオード

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本ガイド内では『SBダイオード』と呼びます。

ボタン電池の上下指し間違えを防ぎます。

キースイッチ用のダイオードとは違いますので保管する場合は別にして保管してください。

コンデンサ

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本ガイド内では『コンデンサ』と呼びます。

ボタン電池の電圧を安定させ、寿命を伸ばします。

スライドスイッチ

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本ガイド内では『スライドスイッチ』と呼びます。

電池のオンオフを行うスイッチです。

コイン電池(CR1632)ケース

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本ガイド内では『電池ケース』と呼びます。

コイン電池(CR1632)を収めるケースです。

 2mm高2pinコンスル

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電池基板が実装されているボトムプレートと基板を接続するコンスルーです。

曲がりやすいので、気をつけてお取り扱いください。

※2mmのコンスルーなので、遊舎工房様で販売する通常のコンスルー(2.5mm)を切っても適合しません。

必要工具

工具それぞれの説明はこちらの記事に書かれていますので参照してください。

salicylic-acid3.hatenablog.com

組み立て

いよいよ組み立てです。

まとまった時間は用意できましたか?

本キットには取り付け順序があります。

工程によって、取り付けられなくなるパーツがありますので、十分注意してください。

ProMicroの袋を開ける

ハサミを探したくなかったら下の写真のように斜めに思いっきり行きましょう。

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ProMicro付属のピンヘッダを捨てる

ProMicroを袋から出したらすぐに捨てます。

もったいないと思っても使い道を3秒で思い浮かばなかったら潔く捨てましょう。

だいたい使いません。

下の写真のような、銀色の魚の骨のようなやつです。

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Pro Microの書き込み

※Remapのファームウェア書き込み機能はChromeブラウザ専用です。

以下のRemapのページをクリックして、ファームウェア書き込みページを開きます。

remap-keys.app

FLASHをクリックします。

通常のProMicroは「caterina」を、Elite-Cは「dfu」を選択してからFLASHをクリックします。
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下図のように小ウインドウに「Arduino Micro」等が表示されることを確認します。

表示されない場合、ケーブルや接続するポートを変更して試してみます。

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リセットスイッチ、またはリセット用の端子(RSTとGND、以下の画像の部分)をピンセットで触れます。

一瞬USB機器が抜けたような音がして、先程の小ウインドウのArduino Microのポート番号が変化したことを確認し、「接続」をクリック。

(本ビルドガイドの図例の場合、COM17がCOM18に変化)

ポート番号が変化しない場合、リセットを素早く2回実施する等も試してみてください。

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ファームウェアの書き込みが完了したら下図のようにメッセージの最後に「successfully」が表示されます。

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Remapを使用できない場合、Pro Microの書き込みは以下の記事を参照してください。

salicylic-acid3.hatenablog.com

Pro Microに書き込んだらRemapからキーマップが書き換え可能になります。

salicylic-acid3.hatenablog.com

BMPの書き込み

以下のページを利用してファームウェアの書き込みを実施してください。

https://sekigon-gonnoc.github.io/BLE-Micro-Pro-WebConfigurator/

BMPを購入したばかりの方は上から順にアップデートを実施し、「キーボードごとの設定を書き込む」で「7sPlus」を選択してください。

左手用の場合「Is Left」を、右手用の場合「Is Slave」を、LPMEを使用する場合「Use with LPME-IO」を選択してください。

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分からない場合、以下のドキュメントページを参照してください。

github.com

BMPが上手く接続できない場合

まずはこちらのFAQを確認し、自分の状態と見比べてください。

sekigon-gonnoc.github.io

ボトムプレートの上部分を切り離す

左右のボトムプレートの上部分を切り離します。

※上部分は最後にマイコンのカバー兼チルト用の足として使用するので捨てないでください!

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(オプション)基板の左右を切り取ります

左右分離型として使用する場合、基板の左右を切り離します。

※一体型として左右を繋げたまま使用する場合は、切り離さずにしておくとTRRSジャックは不要になります。

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バリをヤスリがけする

ニッパーで切り取った部分をヤスリがけします。

100均のヤスリでも十分ですが、いいヤスリは作業性を著しく上げますので、この際に買ってもいいかもしれません。

NO.1 Direct ダイヤモンド ヤスリ セット 10個入り サンドペーパー6枚付き (140MM)

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プレートの断面をサインペンで塗る

基板、スイッチプレート、ボトムプレートの断面は白っぽくなっていると思います。

その断面をぐるっと一周サインペンで黒く塗ります。

サインペンの太い方でざっと塗り、細かいところを細い方で塗ります。

この一手間が出来上がりの質感を上げますので是非やってください。

ゼブラ 油性ペン ハイマッキー 黒 3本 P-MO-150-MC-BK3

(オプション)LEDテープを取り付ける

左手側は1個分を切り離しておきます。

(左手側に5個、右手側に6個LEDのチップが来るようにします)

LEDテープの剥離紙を剥がして端の印字が一致する(+5v、Din、GND)ように貼り付けます。

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※写真は試作品なので一部キーの向きが異なります。

金色の部分とパッド部分をハンダでブリッジします。

多めに盛ってあげるとうまくいきやすいです。

※右手側はスタビライザーの足部分に干渉しますが、なるべく密着させるように貼り付ければそのままで大丈夫です。

タクトスイッチとTRRSジャックをマスキングテープで仮止めする

裏面にタクトスイッチとTRRSジャック(オプション)を基板に差し込みます。

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※部品はパチリとハマりますがはんだ付けの途中で浮くことがあります。不安な方はマスキングテープで押さえておくと安心です。

タクトスイッチとTRRSジャックをハンダ付けする

表面からそれぞれの足にハンダを付けていきます。

足にハンダこてを当ててからハンダを送ります。

もっこりするほど送らなくてもいいです。

(オプション)スタビライザーを潤滑する

スタビライザーの取り付けの前に、ルブの一手間を加えることで静粛で上質なキーボードになります。

ルブの方法は以下の記事を参考にしてください。

salicylic-acid3.hatenablog.com

スタビライザーを取り付ける

表面(温泉マークがある面)にスタビライザーを取り付けます。

スクリューインタイプのスタビライザーの場合、裏面からネジ止めする必要がありますので忘れずに。

クリップオンタイプのスタビライザーの場合、パチっと最後まで押し込んでください。

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スイッチをスイッチプレートにはめて基板に挿す

スイッチの足が曲がっていないことを確認してからスイッチプレートに差し込んでいきます。

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スイッチの足が少しでも曲がっていると(1枚目)スイッチプレートに差し込んだ時にクシャクシャになってしまう(2枚目)場合があります

なお、一度でも足がクシャクシャになってしまったスイッチ、はんだ付けしたことがあるスイッチはスイッチソケットには差し込まないでください。

スイッチソケットの中の金具が変形し、スイッチを押しても反応しなくなる可能性があります。

スイッチの取り付け方は以下の動画を参考にしてください。

基板の裏面からスイッチの足を確認する

基板の裏面のソケットの隙間からスイッチの足が間違いなく刺さっていることを確認します。

下の写真のように斜めから見ると分かりやすいです。

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スイッチプレートにスペーサーをネジ止めする

六角スペーサーを基板の六角形の穴に落とし込み、スイッチプレートの表側からネジ止めします。

基板にコンスルーを差し込む

ProMicroを使用する場合はBat+とBat-を避けるように差し込みます。

BMPを使用する場合は下の写真のように「Bat+」にかかるように差し込みます。

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ただし、コンスルーには向きがあります。

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写真の赤丸の金色の部分が片方の面から両方見える様に、また金色の部分がProMicro側に寄っている様に取り付けます。

分かりづらかったら以下のドキュメントも合わせて確認してください。

※ProMicroの裏表は本ビルドガイドの通りに実装してください。

github.com

ProMicro、BLE Micro Proをコンスルーに差し込む

アンダーミドルプレートを置いてからUSB端子が外側に向くようにProMicro、またはBLE Micro Proを取り付けます。

ProMicroの場合、一番上のBat+、Bat-を避けて差し込んでください。

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ProMicroにコンスルーをハンダ付けする

BMPはハンダ付け不要です。

コンスルーとPro Microとのハンダ付けはPro MicroのUSB端子やマイコンチップが付いている方からハンダ付けします。 

320℃に設定してコンスルーを1秒程度温めてからハンダを送ります。

24のピン全てをハンダ付けします。

左右をステレオミニケーブルもしくはTRRSケーブルで接続し、USBを接続する

必ず左右間をステレオミニケーブル、もしくはTRRSケーブルで接続してからUSBを差し込んでください。

LPME-IOを使用する場合、必ずTRRSケーブルを使用してください。

※USBを差し込んでから左右を接続しようとするとショートが発生し、故障の原因となりますので絶対にしないでください。

テストする

PCに繋ぎ、RemapまたはVIAのテストモードでキーの反応をテストします。

salicylic-acid3.hatenablog.com

電池基板を実装しない方は次のボトムプレートにスペーサーをネジ止めするへ行ってください。

(オプション)電池部品セット組み立て

ボトムプレートに電池部品セットを取り付ける

ボトムプレートの模様が無い側にSBダイオードコンデンサを取り付けます。

SBダイオードコンデンサは予備ハンダをしてはんだ付けします。

※予備ハンダとはダイオードを取り付けるところにあらかじめはんだを盛っておくことです。

ハンダこての温度は320℃に設定してください。

量は下の写真くらいで大丈夫です。

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ハンダの量が多すぎたり、ハンダが尖ってしまったら(ツノがたったといいます)吸い取り線で一回吸い取ってからもう一度盛ります。

吸い取り線は新しい銅色の部分を吸い取りたい部分に当て、上からハンダこてを当てて吸い取ります。

吸い取り線の吸い取って銀色になった部分はもう使えませんので、ニッパーで切り取ってしまいます。

また、何度やっても尖ってしまう場合、長く温めすぎてフラックスが飛んでしまった可能性があります。

一度つけるパッドにフラックスを一塗りしてからやってみてください。

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ダイオードの線と基板の線の向きを合わせてはんだ付けします。

逆作用ピンセットでダイオードをつまみ、予備はんだの上に置きながら予備はんだをハンダこてで溶かす事ではんだ付けします。

次はコンデンサを同じ要領ではんだ付けします。

コンデンサには向きは有りません。

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Cと書かれた部分にコンデンサをはんだ付けします。

電池ケースはマスキングテープで抑えて裏からはんだ付けします。

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電池ケースは下から電池を挿入するので、写真の向きに取り付けます。

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スライドスイッチもマスキングテープで抑えて、裏からはんだ付けします。

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スライドスイッチは電池ケースが有る面に、下向きに付けます。

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裏返して、スライドスイッチの脚をギリギリで切ってはんだ付けします。

2Pinコンスルーを基板に取り付ける

以下赤丸部分に2ピンコンスルーを差し込みます。

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ピンを曲げないようにゆっくり差し込んでください。

ボトムプレートに対応する穴にあわせ、ピンをゆっくり確実に差し込んでください。

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ボトムプレートにスペーサーをネジ止めする

ボトムプレートに4mmのスペーサーを底面側(模様がある方)に取り付けます。

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赤丸の四箇所に取り付けます

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この写真は7sKBのもので、スペーサーの取り付けイメージです。

ボトムプレートを取り付ける

ボトムプレートの下半分をネジ止めします。

上のネジ穴にはスペーサー(オスメス)をねじ込みます。

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ボトムプレートの蓋をネジ止めします。

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(オプション)電池を挿入する

BMPを使用する場合、CR1632コイン電池を+を底面側にして挿入してください。

※コイン電池は1個でも動きますが、寿命を重視する場合は2個入れてください。

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ゴム足を貼り付ける

ボトムプレートの好きな位置にゴム足を貼り付けます。

私のおすすめは下の写真の位置です。

タツキがある場合は微調整します。

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(オプション)電池を挿入する

BMPを使用する場合、CR1632コイン電池を+を底面側にして挿入してください。

※コイン電池は1個でも動きますが、寿命を重視する場合は2個入れてください。

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キーキャップを取り付ける

自分の求めるキーマップに応じた配置でキーキャップを取り付けます。

キーキャップの取り付けは以下画像を参考に取り付けをしてくださると綺麗に収まります。

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キーマップをカスタマイズする

以下の記事を参考にオリジナルのキーマップを探求してください。

salicylic-acid3.hatenablog.com

salicylic-acid3.hatenablog.com

完成!

お疲れ様でした!

達成感とともに、ゆっくりと自作キーボード温泉に浸かってください。 

また、出来上がったキーボードの写真を私に見せていただけると大変嬉しいので、是非私のDiscordにいらっしゃって写真だけでも貼っていってください!

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動かない時に

以下のサイトがトラブルシューティングについて網羅していますので参考にしてください。

scrapbox.io

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面白かったり、期待していただけましたらポチッとお願いします!

おわりに

ビルドガイドはいかがでしたでしょうか。

分かりやすかったでしょうか。

なるべく組み立てやすい様に設計したつもりですが、なにかわからないことが有れば遠慮なく私のDiscordまでどうぞ。

出来上がったキーボードの写真を見せていただけるだけで大変嬉しいので、是非いらっしゃって写真だけでも貼っていってください!

salicylic-acid3.hatenablog.com

本記事は7sPlusで書きました。