自作キーボード温泉街へようこそ。
こんにちは。温泉プレゼンターのサリチル酸です。
今回は第三回で公開している「KWSK_DX_Vol1_Colosseum60」の使用方法についてお話ししたいと思います。
はじめに
KWSK(キーボードWakuwakuシート改)は本来は印刷するだけのお手軽ツールのつもりだったのですが、3Dキーボードの登場と国産すべてのキットを網羅するという私の目標により、その実現方法を考えざるを得なかったのがきっかけです。
colosseum60...
— しろとり@無限の可能性 (@swan_match) November 9, 2018
3Dキーボードは非常に打ちやすくエルゴノミクスですが、ケースが高価なのが普及にブレーキをかけています。
みなさん、真剣にcolosseumいくらなら買ってくれるんですか!?
— しろとり@無限の可能性 (@swan_match) November 9, 2018
普通の人は一度は触らないと2万前後の投資には二の足を踏みますが、かといって事前に触れる機会などほぼ無いのも現実です。
KWSK_DXは簡単な工作を必要としますが、実際の寸法、形状に近づけられるように制作しています。
工作時間は一時間前後かかりますので余裕のある時に実施してください。
準備
段ボール(Amazonの箱の底板が綺麗でおすすめ)
はさみ(段ボールを切るので切れ味のなるべくいいもの)
両面テープ、またはノリ(なるべく強力な物を。私が使っているのはこれです。)
ダウンロード&印刷
通常のKWSKと同じようにダウンロードし、P2~P3を原寸大に印刷してください。
※P1はデータシートなので、立体化には不要です。逆に立体化しない方はP1だけでOKです。
切り取り
印刷したP2を下図の赤線のように切り取ってください。
P3のトップパーツは以下の感じでざっくり輪郭に沿って切ってください。
段ボールへの張り付け
段ボールへ両面テープかノリで張り付けます。
四隅に寄せるようにやると楽です。
このとき、段ボールの向きに注意して貼り付けると綺麗に仕上がります。
段ボールの切り取り
段ボールから切り取ります。
寸法通り切る必要があるのは柱パーツのみです。
後はざっくりと有る程度の余白を残して切っていいです。
柱パーツの組み立て
AパーツとBパーツがあります。
AパーツはBパーツより2mm長いです。
両パーツをそれぞれ線のところで山折りしていきます。
同じBパーツを糊代部分に両面テープまたはノリを付け、Aパーツの糊代部分の裏側に張り付けます。
そうして柱状のものを9本作ります。
柱パーツを台座に張り付け
トップパーツのキリコミにはさみを入れ、湾曲方向に揉みほぐします。
柱パーツの数字と同じ数字のマスに両面テープかノリで張り付けます。
トップパーツの糊代部分を山折りし、台座パーツののりしろ部分に張り付けます。
確認
下図丸部分の3地点の高さを測ってください。
赤い数字が実際のColosseumの寸法です。
また、以下のツイートも参考になります。
【Colosseum60】のサイズ感。
— yohe。 (@yohewi) November 18, 2018
キー付けて無いからわからないけど、掌の小指辺りを置くのかな(3枚目)
親指4キーの一番左って掌で押す感じか。。(2枚目) pic.twitter.com/3ix2AT7ibK
完成
手を押き、感触を確かめます。
※この状態はキーキャップを含まない状態の高さですので、実際にキャップを取り付けると1センチ強上がります。
キーキャップを付けたときの感触を確かめたい場合は実際にキーキャップを張り付けるか、台座に2センチくらいの雑誌などをおいて確かめてください。
colosseumは親指キーの形状が非常に秀逸ですので、写真や動画を見ながら触っていただくと、より感触をつかむことができると思います
改めて見ると、材料も少なめになってるとか、小指6キーもあるんだとか、親指の腹はこのキーかなーとか、発見がたくさんある。 #colosseum60 pic.twitter.com/E5RMfqRK4n
— yohe。 (@yohewi) November 13, 2018
購入
購入先は以下です。
クリエイターのswan_match様の努力により値段は当初より抑えられています。
最後に
本記事とKWSDによりColosseum60の購入を決意された方がいれば非常に嬉しいです。
次回はキースイッチを分解して潤滑油を塗る(ルブる)ことを書こうかと思います。
本記事に対して問い合わせ等あれば遠慮なく私のDiscordまでどうぞ。
salicylic-acid3.hatenablog.com
この記事はCorneで書きました。