こんにちは。自キ温泉ガイドのサリチル酸です。
昨日のキー部2%参加者募集の記事に続き、キー部2%のLTの発表者とLT概要の紹介をしたいと思います。
キー部 2%のLT発表について
キー部 1%は初回のイベントで募集などの期間の関係上、主催者側から声掛けをさせていただきましたが、キー部2%はLT発表者の募集をさせていただきました。
当初予定していた枠を超えての応募、誠にありがとうございました。
大変面白そうなテーマをたくさんご提案いただきましたが、枠の関係でお断りするのは大変心苦しかったです。
お断りした方は次回以降もどうか応募よろしくお願いします。
そして今回発表していただく5名の方を軽く紹介し、LTの概要を紹介させていただこうと思います。
LT発表者とテーマ、概要の紹介
というわけでキー部2%でLT発表をしていただく方を紹介します。
※順番は発表順ではなく、アカウント名順です。
「1UトラックボールAZ1UBALLの活用方法」パレットシステム よっぴ さん
パレットシステム よっぴさんは、えむごっちやAZ-COREなどの独創的なデバイスと独自のエコシステムを構築しています。
概要
1uサイズのポインティングデバイスをキーボードに追加することによるメリットやプレートへの工夫等
サリチル酸の解説
最近トラックボール一体型のキーボードがアツイですよね。
でも1uサイズってことは色々な場所に置けるってことです。
I2C接続なので複数個を設置し、スクロールもボールで移動出来るようになるかもしれません。
どんなメリットや活用法を提案してくれるのか、楽しみですね。
「めざせ!私だけのオリジナルキーキャップ」あたるの さん
あたるのさんはキーキャップを革で作ったり、指の熱で色が変わるキーキャップなどを作られています。
概要
自キーの楽しみ方は静音化、薄型化、打鍵感など様々ですが、よりお手軽に"自分だけのオリジナリティ"を出す方法としてキーキャップ作りがあげられます。
LTでは3Dプリンタで作成した土台(ステム)に異素材を組み合わせてみた具体例(レザーキーキャップやタイルキーキャップ)を参考に、オリジナリティの考え方、出し方について話せればと思います。
サリチル酸の解説
手のひらに触れるパームレストって木だったり革だったり、柔らかかったり硬かったり、色々な感触のものがありますよね。
でも指が触れるキーキャップってABSとかPBTとかの差はあれど、プラスチックのものがほとんどです。
でも色々な素材のものを使って、柔らかかったり硬かったり遊べると面白いと思います。
「レジンキーキャップを40個作りきる」lunar0 さん
lunar0さんはキーボードの開発からArtisanキーキャップ、Artisanロータリーエンコーダノブの創作まで幅広く活動されています。
概要
放散文様キーキャップの in-stock 販売を例に、レジンキーキャップを一度に数十個制作する過程における課題とその克服方法について発表します。
サリチル酸の解説
最近lunar0さんはArtisanキーキャップを発売し、その素晴らしい色彩と透明度に瞬く間に売り切れてしまいました。
通常、Artisanキーキャップは10個作ったら凄いと言われる(私は凄いと言う)くらい制作は手間がかかります。
そんな中、クオリティを保ちつつ個人の手による量産にチャレンジしたというノウハウは必見ですね。
「TRONキーボードだけじゃないエルゴノミクスキーボードの歴史」satromi さん
TRONキーボードに魅せられ、TRONキーボード風の自作キットを作ったりTRONキーボードの魅力を発信している方です。
概要
エルゴノミクスキーボードの歴史を辿ってみることで、自作キーボードに求められる配列は何か考えてみます
サリチル酸の解説
TRONキーボードはかなり昔のキーボードですが、エルゴノミックな配列や16mmピッチの小さなキーキャップなどで見た目のインパクトが絶大で、後のエルゴノミックキーボードに影響を与えた有名なキーボードです。
しかし、TRONキーボードの他にも色々なエルゴノミックキーボードが有りました。
その歴史を紐解くことでキー部会場内のキーボードへの印象も変わるかもしれませんね。
「アクリル積層キーキャップを考える」キムラシンショクバ さん
アクリル積層ケースにこだわり、様々なアクリルの良さを引き出したデザインを生み出している方です。
概要
アクリル積層の考えを用いてカラフルなキーキャップ が作れないか検討しました。検討の結果、四角くカットしたアクリルと3Dプリントしたステムを両目テープで貼り付ける、というシンプルな設計に辿り着きました。
この設計に辿り着くまでの過程と、開発品の品質管理について簡単にお話しします。
シンプルゆえ、たくさん悩みました笑。
サリチル酸の解説
ついにキーキャップまでアクリル積層か!と、ちょっと驚きましたが、アクリルのフラットさが素直に出ていて、シンプルで綺麗です。
まだまだ改良途中のようですが、とても面白い試みだと思うので現地で見るのも楽しみにしています。
ちなみにアクリル積層キーキャップを想像できない方は下のツイートを見てみてください。
アクリル積層キーキャップ を検討しています😎
— キムラシンショクバ (@zettai3_reido) 2022年9月16日
ついに3Dプリント部品も解禁🔓して、お手軽に作れるキーキャップ を目指します!
楽器モチーフは鳴子💃よさこいで使うアレです。 pic.twitter.com/nOz4wQkdsi
参加申し込み
こんな豪華な方たちのLTは現地で是非聞いてください。
募集開始日時
2022/10/08(土) 12:00
昼の12時です。
忘れそうならカレンダーアプリに登録しておくことをオススメします。
ちなみに前回は深夜0時に募集開始し、4時30分に45枠全て埋まりました。
今回も早めに枠が埋まってしまう可能性がありますのでご了承下さい。
おわりに
実は昨日の記事にLT概要を入れるつもりだったのが忘れてしまったので、せっかくなら一本記事を書こうと思って別の記事にしました。
素敵な研究成果とその過程を聞くことが出来るなんて、いやあ、楽しみですね!
本記事に対して問い合わせや要望があれば遠慮なく私のDiscordまでどうぞ。
salicylic-acid3.hatenablog.com
この記事はNaked64SFv3 Proto3で書きました。