自作キーボード温泉街の歩き方

自作キーボードの世界は温泉に例えられます。自作キーボードの温泉街の楽しい歩き方を紹介します。

GoFortyXの予約販売を開始するので解説するよ!

こんにちは。自キ温泉ガイドのサリチル酸です。

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GoFortyコンセプトから発展したGoFortyXの予約販売を開始するので、その解説をしたいと思います。

GoFortyコンセプトとは

GoFortyXはGoFortyコンセプトを発展させたプロジェクトです。

GoFortyコンセプトは私の「40%キーボードを楽しもう」というコンセプトです。

salicylic-acid3.hatenablog.com

GoFortyXについて

GoFortyXは、GoFortyコンセプトのように色々な人に向けた「40%キーボードを楽しもう」という意思に基づいたもの、ではありません。

あくまで私が欲しいものを作りたいという個人的な欲望に基づいて開発していますので、様々な部分が今までリリースしてきたキーボードキットとは異なっています。

O51GoのMX版が欲しい!

私が書いている週報や本ブログの一番下には使用キーボードを書いているので、よく見ている人は気づいていると思いますが、私が最近使っているキーボードはO51Goがほとんどです。

それほどO51Goには満足しているのですが、O51Goの唯一の欠点は、ロープロファイルスイッチ対応キーキャップの種類がないことでキーキャップのオシャレがしづらいことです。

これは実はAcid Caps Low Profileの設計によって力技で解消する予定なのですが、やっぱりMXスイッチ用のAcid Caps Premiumを使いたかったのでGoFortyXを並行して開発しました。

そしてやっぱりAcid Caps Premiumを使うために作ったキーボードですから、色味の合ったAcid Caps Premiumの新色のリリースと合わせたかったのです。(GB開始が当初予定の12月から遅れた言い訳です)

Masroさんのケースを普段使いしたい!

Masroさんのデザインするケースは曲線と直線が複雑に絡み合っていて、パッと見ての豪華さも良いのですが、毎日見ても飽きないくらい色々なディテールが込められています。

しかしMasroさんのデザインするケースは通常のロウスタッガードを対称にした物が多く、私が普段使いするにはロウスタッガードのキーボードはやや微妙*1だったのです。

それに複雑な造形を削り出そうとすると、ケース原価が高価になってしまいますので、なかなか販売に踏み切るのは難しいと感じていました。

そこでケース一色での展開とすることで原価を抑え、Acid Caps Premiumとの同時リリースとすることとしたのです。

ちなみに、GoFortyXのケースは私が前に設計したGuide515ケースのデザインが元になっています。

サイド部分にその面影が残っているかと思います。

ウェイト、自分用ならこだわってもいいよね?

私の設計するキーボードはできる限り実用してもらうために、価格を抑えようとディテールを減らして行く傾向にあります。

そのため普段見えないケースボトムは極力シンプルにするのが私のデザインの特徴の一つでしたが、GoFortyXは自分が欲しいキーボードがコンセプトなのでウェイトをつけることにしました。

アルミ製のウェイトであるため名前の通りの重りとしての効果は有りませんが、視覚的に非常にかっこよく仕上がったと思います。

このXのディテールも複雑な線の組み合わせとなっていますので、是非下のレンダリング画像を見てほしいです。

最初はウェイトを真鍮にするつもりでしたが、こんな奥まったところの真鍮なんて磨きたくないのでアルミアルマイトに変更しました。

どこかに革を使いたいなあ

私は革製品が大好きです。

自作キーボードの前にハマっていたのは、財布を作ったり愛車の内装を手作りの革張りに交換することでした。

そのため最初の自作キーボードキットであるNaked48LEDはアルカンターラでカバーを作りましたし、その後も革を取り入れようと色々してきました。

なので今回の自分用のGoFortyXにも革を使いたかったのです。

そしてパームレストに革を組み合わせた理由は、あまり積極的な理由では有りませんでした。

今回もパームレストポリカーボネート削り出しでやりたかったのですが、GoFortyケースのパームレストの値段と売れ行きを考え、さすがにこれをmoimate社に押し込むのはキツイなと思ったので、3Dプリント製造を視野に入れました。

そうするとJLCPCBのレジンプリントや、家庭用3Dプリントで出力することも考えられました。

しかしパームレストとしての肌ざりとしてはどうなの?と思い、手が触れる部分は革貼りとすることにしました。

本当は本革を使いたかったのですが本革はなかなか厚みなどの品質が安定しないので、一般販売用としてはシンセティックレザー(合皮)を採用することにしました。

私としては本革やオリジナルグラフィックや名入れサービスもやりたいなあと思っていますが、リリース時は難しいのでやめておきました。

あんまり売れなかったら、買ってくれた少数の方に声をかけて上記のサービスをやってみようかと思っています。

予想以上に売れたらmoimate社を焚き付けてやってもらえるようにしたいなあと思っています。

USBコネクタどうなってる???

カンのいい人は疑問に思うかもしれません。

一部のCherryMX互換スイッチと一部の形状のキーキャップは干渉する恐れがあります。(以下記事参照)

salicylic-acid3.hatenablog.com

そのため、Choc v2スイッチを採用していたGoFortyと違い、スイッチの向きに制限が有りました。

しかし基板にUSB-Cコネクタを直付けするとどうしても左上の2キーの向きに制約が出てしまいます。

そこで私の設計するキーボードとしては初のドーターボード方式を採用し、キーボードケースの中央からUSBコネクタを接続する方式になっています。

ドーターボードはai03さんのUnified DaughterboardのSシリーズを採用しています。

unified-daughterboard.github.io

ケースのカラバリは???

黒もやりたかったのですが、今回は見送りました。

キーケット後かそのもう少し後くらいに、Acid Caps Premiumの黒もやりたいと思っていますので、その時に合わせてなんとかやりたいと思っています。

R47GoのMX版は???

今回はO51GoXのみの展開ですが、今回のGBの売れ行きが良ければ、R47Goまたはそれに準ずる配列のGoFortyX対応版を作りたいと思います。

でも今回は私がより欲しいオーソリニア版のみとなっていますこと、ご了承ください。

またR47GoのMX版ではなく、以下の配列になるかもしれません。

R47Goは市販のロープロファイルキーキャップに合わせた配列だったので、MXでそのデザインルールでレイアウトする理由が薄くてですね。。。

スペック

GoFortyケースと比較して1~2周り大きく重くなっています。

  • サイズ:横 280.65mm 縦 97.2mm 高さ 29.95mm
  • タイピング角度:7° 
  • 重量:到着後計測(おそらく1Kgは軽く超えるはず)
  • 材質及び表面処理:
    • ケース:アルミ 電着塗装(白)
    • サイドバー:真鍮 表面処理無し
    • ウェイト:アルミ アルマイト(金色)

販売ページ

GoFortyXkeeb-on.com

受注販売期間は発注先の中国の大型休日である春節明けの2月15日までとしています。

受注販売期間後に発注し、全て発送した後にも一般販売を予定していますが、一般販売価格は予約販売価格とは同じではないかも知れません。。。*2

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おわりに

自分のためのキーボードなのですが、「これって最高やろ」の精神で販売するので、あんまり売れないと凹みます。

どうかよろしくお願いします。(懇願)

 

本記事に対して問い合わせや要望があれば遠慮なく私のDiscordまでどうぞ。

salicylic-acid3.hatenablog.com

この記事はO51GoX + GoFortyXケース(3Dプリント試作版)で書きました。

*1:通常のロウスタッガード使えないことも無いのですが、やはり親指キーが多いほうが嬉しいのです。

*2:予約販売価格より下がることはないです