自作キーボード温泉街の歩き方

自作キーボードの世界は温泉に例えられます。自作キーボードの温泉街の楽しい歩き方を紹介します。

今年やった自キカツを振り返るよ!(in 2024)

こんにちは。自キ温泉ガイドのサリチル酸です。

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2024年も飽きずに一年中自作キーボードをやっていました。(再掲)

この振り返り記事も20年、22年、23年と4回目で飽きられていそうですが、今年も懲りずに書いてみます。

アドベントカレンダー

本記事はキーボードアドベントカレンダー#1の25日目の記事です。

adventar.org

一つ前の記事はtakashicompanyさんの「2024年の自作キーボード活動を振り返る」でした。

takashicompanyさんはコンパクトなキーボードが多くて可愛いものが多いですね。

他の方の振り返り記事を見ると、自分もこの頃こんなことやってたなと連想して思い出せていいですよね。

数値で振り返りってみる

まずは定量化出来るものから振り返ってみます。

書いた記事の数

歩き方:28本(本記事含む見込み※)

週報:36本(見込み)

合計:64本!

※あと6日で記事2本とかいう割と正気じゃない気がしますが、頑張ります。

去年は53本だったことを考えると、ちょっと(約20%)増えましたね。

週報は後半頑張りました。

来年はミニレビューのような記事を、もう少し雑に短く書くような運用にしたいです。

新しいミニレビューブログを作るか、歩き方の記載ポリシーを緩めて3,000文字以下の記事とかを増やしたほうが良いんでしょうか。

ぜひご意見ください。

ちなみに、今年書いてて最も楽しかった記事はこちらです。

salicylic-acid3.hatenablog.com

私自身何度も読み返してコツコツ加筆してしまっています。

次の更新はヘッドホンアンプを更改してからかなあと考えています。

そしてそれは今週中の予定です。

設計したキーボード等の数

文字入力用キーボード:11種

マクロパッド:0種

その他:13種(ケース、キーキャップ等)

合計:24種!

未完成のものも入っていますが、去年の8種と比較すると3倍に増えました。

以下個別に解説しますが、順番はある程度適当です。(自分でも発表した順番が分からないため)

GoFortyEzケース

概要とか経緯とか所感とか

私が普段会社で使っているO51Goをより使いやすくするために作りました。

会社に置いておく予定なのでアルミケースよりコンパクトにした上、工具なしでもメンテしやすいようにしたかったのです。

スイッチプレートのマウント方法としては、Oリングフリクションマウントをオマージュした新しいマウント機構を採用してみました。

割といい構造だと思いますが、専用プレートを別に用意するハードルはやや高かったです。

このEzケースを使用したO51Goは半年ほど愛用し、後述のGoFortyケース3Dプリント版に取って代わられました。

このEzケースは出張にも持っていきました。

シンプルかつコンパクトで便利です。

salicylic-acid3.booth.pm

GoFortyシール

概要とか経緯とか所感とか

特にキーボードではないですが、重要な進捗なので挙げておきます。

40%を広めたいなら「いいぞ」と利点を説き続けるだけでなく、こういう草の根活動的なツールが重要だと私は思うのです。

このシールは国産の印字品質にこだわった結果、原価はガイドブックよりも高いくらいでキツいのですが、なんとか皆さんに40%キーボードの入門用途に使ってもらって欲しいと思っています。

GoFortyガイドブック

概要とか経緯とか所感とか

久しぶりの同人誌です。

正直自キ設計ガイドやGL516デザインガイドを書いた方がいいと思っていはいたのですが、GoFortyコンセプトの一つに位置づけられており、オシャレの面からのアプローチだったので優先して取り組みました。

ただ、私のdiscordサーバでキーマップを提供してくれた人の半分くらいは盛り込めず、電子版にも反映できず申し訳ないです。

salicylic-acid3.booth.pm

40%キーボード紹介本「GoFortyガイドブック」keeb-on.com

ErgoArrowsPro v1.5

概要とか経緯とか所感とか

ErgoArrowsProの更新版です。

大規模に修正したわけではなく、Choc v2に対応したりボトムプレートが左右専用基板になったり、ケースレス版を追加した感じなので、工数としては0.5キーボードくらいです。

しかし、割と需要あると思って準備したケースレス版はあまり売れなくて、相変わらず自分の需要を読む力がないなあと思いました。

なんかテコ入れが必要ですね~。

salicylic-acid3.booth.pm

ErgoArrowsPro v1.5keeb-on.com

BeThirty O39Be R36Be

概要とか経緯とか所感とか

完全にノリと勢いで作った30%キーボードです。

「どうせサリチル酸は30%までは使えへん&作らへんやろ?」というイマジナリー冷たい視線に、心の中で「できらぁ!」と返したことで設計が始まりました。

決して何も出すものがなかった夏コミのお茶濁しではないのです。

しかし、頒布形態は大いに迷いました。

最初はGoFortyと同じ用にケースレス版を基準としてアルミケースをやるつもりでしたが、ケースレス版用のプレートの発注をミスしてしまった(GoForty用のやつを発注してしまった)のです。

というわけで夏コミでの頒布が絶望的になったのですが、直前に購入した3Dプリンタを活用すればできるのでは?という悪魔の声に従って、直前ですが急遽設計して作ってしまったのです。

で、何とか夏コミに頒布できた(このときに売れた数は1つのみ)のですが、このときのケースの出来に満足してなかったのですぐに更新版を作りました。(夏コミで買っていただいた方には別途更新版も送りました)

そのケースデザインが次のGoFortySplitのStackケースとGoFortyEzケース2に繋がります。

BeThirtyは正直全然売れませんでしたが、次に繋がるいい経験をもらえました。

ちなみに、しばらくO39Beを公私ともに使っていましたが、やはりO51Goほど馴染まなかったので、やっぱり私が常用するには40%が限界なんだなあと思っています。

30%キーボードBeThirty「O39Be」「R36Be」keeb-on.com

今は品切れ中ですが、どういう形かで販売は継続したいと思っています。

最悪基板とプレートだけでケースデータは公開するとかを検討しています。

GoFortySplit O54GoS R49GoS

概要とか経緯とか所感とか

これは行き当たりばったりではなく、次に待ち受けているInSixtyに向けたロードマップの一つでした。

左右間通信をUSB-Cにしたときに起こり得るヒューマンエラーや不具合を洗い出し、市場の受け入れ具合を試すという役割です。(もちろん誤挿入防止系の工夫はしています)

そうした役割を設定して作ったので、当初はAluケースのみの予定でしたが、分割キーボードの利点を活かしたいと思っちゃったのでStackケースを設計しました。

写真のものがそのStackケースのプロトタイプですが、これを持って大阪出張に行きました。

かなり使い勝手は良好でテンションが上がっていたのですが、製造材質と壁面の厚み問題が生じ、ネジ穴部分の強度が微妙でお蔵入り寸前になりました。(試作機は手で色々加工しています)

そこにBeThirtyケースのフィードバックを盛り込むことで、現在のGoFortySplitのStackケースが生まれました。

今では非常に気に入っているプロダクトです。

私が期待するほど売れませんでしたけども。

やはり私の需要を見る目は(略)

40%分割キーボード GoFortySplitkeeb-on.com

GoFortyEzケース2

概要とか経緯とか所感とか

BeThirtyケースが思いのほか良かったため、GoFortyケース用にリデザインしたものです。

私はこのEzケース2を会社用として愛用しているのですが、アルミケースの需要を食ってしまうという判断からお蔵入りになっています。

キーケットで少量販売してもいいかなーと密かに計画しています。

Acid Caps Premium Reflex Blue

概要とか経緯とか所感とか

Acid Caps Premiumの記事でも軽く書きましたが、私はAcid CapsのQC問題にだいぶやられていたため、もう少しMOQが多くてもいいから品質の高い業者を探していました。

その時、キーキャップのレビューをしてくれないかとKeyreativeからコンタクトがあり、その話の流れで製造を依頼する事になりました。

Keyreativeの品質の高さに驚き、フォーマットや金型の多彩さに驚き、「これなら理想のキーキャップセットを作れる」と思えたので発注しました。(割と大金でした)

支払った後、『これを家に置くには家庭内人権を手放す必要がありそうな量』で届くことが判明して慌てましたが、moimate社に保管と発送をお願いするという方法で乗り切りました。

これが私にとって理想のキーキャップセットですが、しかし発売から5ヶ月も在庫が残ることになってどうしたもんかと悩んでいましたが、7sProMaxとの同時購入の方が多く、非常に助かりました。

今ではもうすぐ在庫がなくなりそうな状況となりました。

次回発注はもう少し先なので、欲しい方はお早めにどうぞ。

salicylic-acid3.booth.pm

「Acid Caps “Premium”」Reflex Bluekeeb-on.com

7sProMax v1.0

概要とか経緯とか所感とか

あえてv1.0と入れているのは、7sProMaxは完成直前で放置していた認識だったのに、そこからリリースまで更に大工事をして苦しんで産み落としたからです。

思い入れが非常に強いプロダクトはこうなってしまうのですよ。

しかし二次受注は大して売れなかったようです。

そんなにもお待たせしてしまったということですね、誠にごめんなさい。

パームレスト系のオプションパーツは今準備中です。

7sProMax(第二次受注生産)keeb-on.com

KeebMicro-C

概要とか経緯とか所感とか

私の理想とするProMicro互換ボードです。

Elite-Cが売ってなさすぎなので、前々からやりたかったんですよ。

リセット用のピンだけシルクで表示したり、限界まで外形を削ったり、自分好みにカスタマイズしました。

あとはこれを使ってGL516デザインガイドを更新したいんですが、中々そこまで進めなくて悔しいです。

KeebMicro-Ckeeb-on.com

InSixtyEN InSixtyJP

概要とか経緯とか所感とか

moimate社との協力関係になって初めてのプロダクト*1です。

もともと脳内でデザインの方向性を探っていたものの、GoForty系のデザイン*2では上手くまとめられないと悩んでいました*3

しかし天キーVol6の帰り際にゆかりさんに悩んでいることを話し、左右合体したときにGoForty系列となるようにデザインをまとめてみては?というゆかりさんの意見を元にコンセプトが定まり、その後7ヶ月くらい構想と設計を重ね、ようやく完成間近となったキーボードです。

※キーボード内側にサイドバーを配置しなかったことで簡易ガスケット構成とはなりませんでしたが、ハードなマウントにならないように色々工夫しています。

全体のデザインは私のGoForty系を踏襲していますが、細部のケースデザインの監修はゆかりさんも行っています。

また、PCB設計の一部にai03さんとゆかりさんが関わり、まさに共同プロジェクトといった感じで進めました。

私個人としても気に入っている7sKBの後継機として、かなり気合を入れて作りました。

InSixtyシリーズとしてもう少し大きく展開していく予定ですので、是非お楽しみに。

Magic Trackpadパームレスト

概要とか経緯とか所感とか

天キーVol7の帰り際に「Magic Trackpadの出来は凄まじいですよ。他のトラックパッドの全てを置き去りにしてますよ」と言われて研究のために買ったのがキッカケです。

しかし実際その言葉は正しく、他のタッチパッドの全てを置き去りにした使い勝手に感動しました。

だけど利点でもある巨大なパッドエリアがコンパクトキーボード相手だと使いづらいので、なんとか自作キーボードで使いやすく出来ないかと考えて作りました。

持ち運びにも適したようにケースとしても使用可能な形状で、タイピング時に触れないようにパッドエリアの横幅を可変できる仕組みを採用しました。

このデザインは思ったより使い勝手が良く、これだけで1日仕事をこなせるくらいでした。

近日中に造形データとパーツの販売をしたいと思います。

GoFortyX(O51GoX)

概要とか経緯とか所感とか

売れ残っていたAcidCaps Premium Reflex Blueの活用例としてコンセプトを考えました。

かといって私のデザインで手癖で作っても私は使わないかもしれないということで、masroさんにGuide515ケースのデータを渡して、「これを元に格好いいケース作って」と依頼しました。

試作が出来上がったことにより、予想通り私のテンションが爆上がりして色々要素を追加した結果、デザインもちょっと手を入れてしまって申し訳ないと思っています。

コアデザインがmasroさん、サブデザインが私ということでいかがでしょうか。

後1週間しか有りませんが、12月中にGBを開始できたらいいなと思っています。

また、実はmasroさんデザインのケースはもう一つあるのですが、手が足りなくてそっちはまだ進められていません。

近い内にそっちもやりたいとは思っています。

Acid Caps Collection 2

概要とか経緯とか所感とか

コンペを元に工場に発注するだけだから簡単な投資のようなもの、に見えるかもしれませんが、そんなことは全くないです。

元となるフォントにすべての記号が揃っているわけでは有りませんので、記号の一部は自作しています。

フォントに記号が含まれていてもそれぞれの大きさを揃えたり、揃えたことを発注指示書に明確に書いて仕上がってきたサンプル写真でバトったり、とにかく地味な作業が多くて大変です。

正直非常に労力の割にあわないというのが正直な感想ですが、日本語配列向けの面白いデザインのキーキャップを世に出せたということで一定の満足はしています。

非常にしんどいので、次のCollectionはもう少し余裕が出来た後になると思います。

今はYuzu Keycapsがあり、どっちかって言うとPremiumのセットのCollectionラインが求められてるんだろうなあ、と思わなくもないので、ちょっと色々話し合っています。

Acid Caps Premium2(仮)

概要とか経緯とか所感とか

Acid Caps Premium Reflex Blueが売り切れそうなので、Reflex Blueの再発注のついでに白ベースの3デザインを追加して発注したいと思います。

私が2つデザインを担当し、一つはゆかりさんがデザインを担当します。

近日中にGBを開始したいと思っています。

Acid Caps Low Profile(仮)

概要とか経緯とか所感とか

拙作のGoFortyからロープロキーボードに再参入*4したのですが、相変わらずキーキャップがないのでついに自分で作りました。

いや、ホントは最初は既にロープロキーキャップを作っている工場に頼んでOEMをやってもらおうとしていたのですが、土壇場でキャンセルされたので、しょうがなく自分たちで金型を起こしてオリジナルプロファイルキーキャップを作ろうという感じです。

ACLプロファイル(Acid Caps Low Profile)という名前で、Keyreativeさんに作ってもらう予定です。

GoForty系やInSixtyだけでなく、将来リリース予定のAtEightyやトラックボール付きキーボード、Ergo配列キーボード、果ては市販のキーボードにもできるだけ適合するようにレイアウトしています。

初回はReflex Blueを含む4色展開の予定です。

AtEighty(仮)

概要とか経緯とか所感とか

最近パパ友とキーボードの話をするのですが、やっぱりレイヤーという概念に慣れない人はファンクションキーがない時点で使ってみようという気が無くなってしまうようなんですよね。

また、分割キーボードの利点を分かっていはいるものの、Ctrl+Yなどのショートカットを左手だけで打ちたいなどのケースや、ホームポジションが流動的で不安であるということがハードルになっているようです。

なのでInSixty系列の拡張版とだけ考えていたAtEightyですが、デザインの方向性をガラッと変えてみました。

オーバーラップするデザインとしたことで、左右を合わせて使う必要*5がなくなり、内側にケースの余白を設定するデザインとしました。

割と格好いいような気がしますが、結構デカいですねこれ。

近い内に印刷しようと思っています。

トラックボール付きの分割キーボード(仮)

まだ秘密です。

モックをつくっては色々調整しているところです。

組み立てたキーボードの数(試作を除く)

2種

Court of Malice Macropad

これは組んだと言っても良いのか疑問ですが、確かにスタビとキースイッチとキーキャップを付けました。

見た目は最高です。

いやあ、マジで格好いい。

RAMA x DualShot2 M6-C

自作キーボード発展期ではそのデザインにファンが多くつき、私の趣味ではないものの注目していたRAMAを、今の時期に始めて買いました。

デザインはやはり非常に良いですね。

色々勉強になりました。

ですが、皆さんはRAMAの公式サイトでは絶対に購入しないようにしてください。ほぼ確実に届きません。

私はiLumKBの在庫セールで買いました。

[In Stock] RAMA x DualShot2 M6-Cilumkb.com

開催したイベントの数

4回!

keeb.connpass.com

keeb.connpass.com

keeb.connpass.com

keeb.connpass.com

去年よりリアルイベントが少しだけ増えました。(去年はキー部は3回)

特筆すべきは地方開催をやり始めたところです。

来年も他の都市でやりたいですね。

配信した回数

5回!

色々準備していた配信活動を、いよいよやってみました。

結構多くの方に見ていただいているようで、非常に嬉しいです。

ホントはもう一回年内でやりたいのですが、ちょっと不透明です。

www.youtube.com

youtu.be

youtu.be

youtu.be

youtu.be

割と楽しく配信させていただくことができました。

自キ設計解説配信は今後も継続してやりたいですね。

それに加えて雑談配信や組み立て配信などもやりたいなーと思っています。

ゲーム配信もできたら良いんですけどね~~~。

一人だと最後まで進められないことも多いので…。

数値以外で振り返ってみる

今年は本当に色々ありました。

記憶に残っている事柄を簡単にまとめてみます。

キーケットへの参加

salicylic-acid3.hatenablog.com

相変わらず徹夜明けで参加しました。

私の学習能力は死んでいるのでしょうか…。

かなり多くの人に来ていただき、非常にモチベーションが上がりました。

来年のキーケットも楽しみです。

moimate社への発送業務の委託とKeeb-On!の立ち上げ

salicylic-acid3.hatenablog.com

salicylic-acid3.hatenablog.com

これ結構多くの裏話がありますが、あまり語ることができません。

この協業のお陰でキーボードの開発に躊躇がなくなりました。

特に7sProMaxはこの体制にならなければ販売は不可能だったでしょう。

他の開発キーボード数を見ても相乗効果がかなりあったと思います。

キー部地方開催

keeb.connpass.com

コロナ前はキーボードのイベントが日本全国でちょくちょく有りました。

しかしポストコロナの今ではほとんど無くなってしまいました。

この状況を打開すべく、地方でイベントを開きたいと常々思っており、それがついに実現した形です。

なぜ地方で開催したかったかというと、イベントが定期的に存在するとその地域に顔見知りのコミュニティができ、交流が増えた結果需要も増えて自作キーボード全体が盛り上がるのではないかと思ったからです。

この発想自体は間違っていないと今でも思いますが、コストの考え方が良くなかったです。

参加費で東京~京都間の移動費をまかなおうと考えてしまったのです。

60名で1,000円なので予算は6万円です。

東京から3名で行こうとすると、この時点で無理だとわかります。

しかし、自家用車で3人乗り合いして行けば安く行けるんじゃないかと思って弾丸で行った結果、事故が危ぶまれるような状況にはなりませんでしたが、非常に疲れが残ってしまったのです。

次も地方で開催したいと思いますが、もう参加費で賄うことは諦めて旅行気分で行こうと思います。

多分その方が楽しくやれますしね。

次は金沢か仙台で迷っています。

今のところ金沢でお魚が食べたいです。

ベスト・オブ・散財

変な名前ですが、気軽に買ったけど思ったより良かったものの紹介です。

AmazonリンクはAmazonアソシエイトリンクです。

Bambulab P1S

※なんかよくわからないけどタイムセールで過去にないくらい安くなってますね。(記事執筆時点)

最初はキーボードに使うことは考えておらず、専用の収納家具を作ったり、子どものおもちゃの修理用に買いました。

しかし、やっぱりキーボードに便利ですね。

気づけば私のキーボードの試作ほとんどに使うようになりました。

いやあ、本当に色々使えて楽しいガジェットですね。

Pixel8 Pro

私はスマホに性能等は求めていなかったのですが、初めて高価格のスマホを買いました。

その理由は主に子どもを撮るためでした。

運動会とか遠距離での撮影が増えると思ったので、望遠レンズを搭載しているPixel8 Proを購入しました。

でももしXiaomi 14 UltraにSuicaが搭載されていたら、そっちを買っていたかもしれません。

購入してみた感想としては「望遠って結構使うんだなあ」です。

機能があることで初めて分かったのですが、もう少しアップで撮りたいというシーンって結構多いんですね。

加えて普通の撮影でも非常にキレイに撮れるので、もう一眼レフ出さなくてもいいかあと思っちゃっています。

Apple Magic Trackpad

色々あってApple製品を忌避していたのですが、天キーの帰りにこのMagic Trackpadの良さを解説されたので、勢いで買いました。

結果、非常に良くてびっくりしました。

トラックパッドに対しての感想すべてを覆されました。

高いだけはある、凄いガジェットだ、そう納得させられてしまったのです。

Apple iPad Air

Appleを忌避していた私がMagic Trackpadでやられてしまったのでこっちも買ってしまいました。

私はノートパソコンのキーボードが許せない質なのでMacbookは対象外とするとMac miniiPadとなるわけですが、子どもと一緒にやるマイクラをこのiPadでやりたいと思ったのでこっちにしました。

Mac miniは使わないと本格的に文鎮になってしまいそうですし。

で、感想ですが、すごくいい電子書籍読む端末ですねこれ。

持っていたXiaomiの11インチタブレットが5:3の液晶を搭載しているのですが、このiPad Airは同じ11インチなのに4:3です。

相対的に縦長の液晶なのですが、そのおかげでマンガの見開き表示が非常に読みやすいです。

Pixel8 Proが6.7インチでマンガを読むくらい余裕なサイズのハズなんですが、9:20という極端な縦長レイアウトなお陰で、結局ズームしないと読みづらかったのです。

反面、アニメやマイクラの視聴時には上下に黒い帯ができてしまうので、もうちょっと横長の液晶が欲しいなという感想です。

難しいですね。

まとめ

今年はmoimate社に発注から在庫管理、発送まですべて委託することで、非常に楽になりました。

そのぶん商品開発に全力を出すことができ、その結果去年と比較すると非常に多くの進捗を産むことができました。

moimate社にも十分なお返しができたようで、その点でも非常に満足しています。

 

最後に、2024年のマイ・ベスト・キーボードを決めるとしたら、InSixtyとGoFortyXでしょうか。

私の持てるものを150%くらい絞り出したキーボードです。

両方ともリリースできていないのが悔しいです。

おわりに

最後のトリ的な位置を取っておきながら大きなネタがなくて申し訳ないのですが、単純に予定が詰まっていて書き切れる自信がなかったの最終日に設定しました。

来年も頑張ります!

 

本記事に対して問い合わせや要望があれば遠慮なく私のDiscordまでどうぞ。

salicylic-acid3.hatenablog.com

この記事はO51Go with GoFortyケース + Kailh White Rain + YMDK 127 Normcoreで書きました。

*1:それ以前のプロダクトは試作まで既に終わっていた。

*2:サイドバーでスイッチプレートの両端を挟み込んで簡易ガスケットとするデザインのことを指しています。

*3:後述のAtEightyの方向性しかないかなと、それだと7sKB系の後継機とは言えないなと悩んでいました。

*4:私はもともとロープロキーボードを作る方に注力していたんですが、CherryMX互換キースイッチと比較して打鍵感があまり良くなく、キーキャップも全然ないので絶望してMXスイッチ用キーボードを作るようになりました。

*5:InSixtyや7sKB、7sPro等はホームポジションに慣れるまで合わせて使い、慣れてきたら徐々に離して使うことを企図しているため、左右がガッチリ合うように設計しています。